朝5時〇〇分 起床
気温華氏39度、4℃
いい天気ですけど、午後は大荒れ予報ですね。
さて、この10年間、振り返ってみると、格差社会になったことは確実、貧富の差も、はっきりしてきました。正社員と、派遣社員とに、労働力をわけ、それを調整弁にして、企業が経営されていく。
しかもワークシェアーというかたちで賃金を引き下げていく。外国人労働者の導入をはかって、さらに労働市場を流動化させる。
その結果、社会が階級されて、固定化されてきている。
市場の原理、市場の秩序にゆだねたけっか、社会は分断のうきめに遭遇している。中間層がバラバラにされたということは、社会の活力が、バラバラになっているということではないか。分散化されている。
つまり、それは、いままで社会の底力になっていた生活の<中流>が、不安定化しているということ。この層にいた中間層の底力が消えたということ。市場原理主義は、中間層の破壊からはじまったわけだ。人間にたとえると基礎体力を蝕みながら、健康増進活動に励んでいるようなもの。もともとあった共同体的な基礎体力を蝕みながら。アメリカ型資本主義、つまり西洋型は、日本のよさを破壊するだけということだ。
もしかすると日本型資本主義というのもあるのかも知れない。中国は、一国二制度、これは日本型とも違うだろう。日本型は、歴史的に北欧型に近いのかも知れないけど。