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〔入社式〕でyahoo検索かけると、100社近くの経営トップのあいさつが出てくる。どれを読んでも「つまらん」挨拶内容です。ひとことでいうと、若い人にむかっていう思想がない。発言していることの次元が低すぎますね。大企業になればなるほど、つまらないと感じるのは、なぜでしょう。
ものづくりの衰退と、精神の衰退がひとつになっていて覇気がない。視野狭窄だけ。根底にしっかりした目標がない感じですね。基本原理、歴史、現状、それから未来を見通すといった指導的な発言がない。石原東京都知事の発言なんかその典型ですね。さらに入社式社長挨拶で検索かけると、プレリリースされた、あいさつ文が読めます。
なかには、北京で蝶がはばたくと、ニューヨークでハリケーンが起きるなんていうのもあります。因果応報つーことですかね。新入社員に対して、くだらんたとえ話が多いです。子どもから大人になって、これから社会の一員として会社へ入ろうとする若者に、企業として何が出来るか、そういう挨拶はなく、会社に何を貢献出来るかを求めているだけ。つまらんね。それなら子どもだって戦力になるって考え方でしょ。社会から利益を掠め取るだけの発想じゃないですか。企業としては掠め取るほか何も出来ないが、それを支えているのは社員である、社員が社会人でなければ、企業はいまだ真の法人とはなりえないのであると思う。ささえているのは経営者であり、社員であり、社員の家族であり、株主であろう。銀行は、ほうじん(株式会社)のサポートである。社員が、社会人であること、病の発端は、ここから始まるのであるから、新人を迎える入社式の社長挨拶はやっぱ重要なのではないかと思う。(笑い) 法人資本主義のひび割れは、さっこん、食品偽装問題で噴出しましたですね。「つまらん」社長挨拶のオンパレードと無縁ではない。笑い。