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朝5時00分 起床
気温華氏42度、摂氏5℃ ちょーいそがし、特記なし。古本屋によって、ぶらぶら。 G20サミット開催に反対するデモ隊と、警官隊の衝突をテレビで見ながら、ふと、頭にうかんだこと。 さいきん、そういえば、拳銃で自分の頭をぶち抜く警官がいるという自殺ニュース、何件かつづいた気がするなあ、と。思った。ことしに入って3件くらい、聞いた気がする。年間にすると、「けっこうな数」居るんじゃないですかね。死に急ぐ警官たち。いろいろ理由はあるのだろうけど、自殺の原因、不明、つーのが多いね。たしか自衛隊も、そーじゃなかったかしら。 市井の庶民から見ると、しょーがない、という「部分」もある。不謹慎な弁というより、たぶん、そうだろうなというところを推測して記すと、きのう、いつものように部品調達に市内を走っていると、いつもの一時停止の交差点にさしかかった。以前に、止まった止まらなかったと、警官ともめたことがある交差点なので、ちゃんと一時停止したところ、ふと、見ると、やはり、警官が立っている。 前と同じように、左折がわの先に2名、右折の道路向こう側に2名、木立に隠れてそれぞれ警察官がたっていて、一時停止違反車を見ているようす。太陽の陽射しが暑いので木陰にでも避難しながら勤務についているようす。(笑い) ま、警察官というのも大変な商売だなと、同情する反面、隠れていないで、一時停止線横の歩道に姿が見えるように立っていれば、運転手は違反しないだろうにな、と思った。 警察官の姿が見えて、なおかつ目の前で違反するとすれば、こりゃ、悪質ドライバー、罰金しようが逮捕しようが、みな「よくやった、さすが法をまもる警察官だ」と、拍手喝采するでしょう。が、わざわざ違反しやすい交差点としっていて、待ち構え、一時停止を無視するのを待っているようじゃ、あれ~っと、思っちゃう。しかも木陰に隠れて(くりかえすが日差しよけかも、笑い) みな「う、うう、う、尊敬できる職業じゃないな。子どもに見せられないな」と思うわけだ。 法と秩序をまもる正義感のつよい警察官には、ちょっと、耐えられない勤務実態と思うだろうな、と思うわけ。パトカー乗車警察官だって、そうだよね。時間で規則が切り替わる地点にまっていて、侵入してくる違反者を待ち伏せているし。これじゃ、最初から市井の庶民を、<違反するもの>として待ち構えているもんな。 法が悪いんじゃない。運用が、恣意的であるわけだ。それが誤解生む。まるで<疑い>を前提にして、捕まえるのがあたりまえ、そして、そうやって違反切符集めた警察官が、優秀な勤務として高く評価されるとなると、そりゃ、システムの問題だ。教育の問題だ。くだんの警官は、陽射しが暑いから木陰に避難して勤務の当たっているのではなく、隠れて編みをはって待っているということになる。 交番勤務の地域密着警察官やパトカー勤務の警察官に、自分の頭に拳銃を向けたくなる人が多いというのも、わからないでもない。だって、庶民にとっては、いつも頼りになる<おまわりさん>じゃないですか。それが、違反切符の枚数にノルマがかかれば、誰だって、おかしくなる。警察官として成績優秀な人は、ますます<庶民に対する疑心暗鬼>を大きく膨らましていくしかない。 大きく疑心暗鬼を膨らませたって、それで上へ上へと出世できるわけでもない。 法と正義のはざまで、心ある警察官は、やっぱり、拳銃の弾を頭にむけて、自分を解放するしかないのかも知れませんね。さいきん、街中でよくみかけるのは、駐車違反取締りの民間業者だけで、たまに制服姿の警察官を見かけるときは、かように木陰にかくれている姿だけじゃ、なんか、法の運用を間違っているんじゃないのと庶民は思うわけだ。 G20サミット会場近くで、警官隊とデモ隊が対峙する映像を見て、ぼんやりと、そんなこと考えながらテレビを眺めていて、ふと、あれ~、この撮影カメラマン、デモ隊の中に混じってカメラ回しているよ、まわりの血だらけの人たちの中でよくもまあ、危ない場所から写しているよと感心した。カメラに棍棒が襲いかかってくるし。さいきん日本のニュースではほとんど見かけないカメラの動かし方なのに感心した。(笑い)
by higatatsuo
| 2009-04-02 05:02
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