朝5時00分 起床
気温華氏60度、摂氏15℃、風があって、湿気がなく、すずしい。
テレビを見ていて、ふと、脳裏に浮かんだ、ある思いつきがある。天から降りた啓示というか、(笑い)
見ていたテレビ番組の題名は、何だった知らない、インスタントラーメンをつくりながら、ぼーっと目で動画を追っかけている感じだったからね。そこへ閃き、ピカピカ。
火を消してすぐさまテレビにマジ向かうと、花畑牧場の歌手と、河村たかし名古屋市長が出ていて、コメント中継で、大分県知事のそのまんま東の顔が出ていて、番組内容は、夕張の活性化だった。花畑牧場のキャラメルと、夕張特産のメロンとあわせて、新しい夕張特産を作って、むかし炭鉱で栄えていたころの夕張の活気を取り戻そう、という企画。それに花畑牧場のキャラメル工場を夕張に作ったという話であった。
これに着目したのは、すでに大分の完熟マンゴと、花畑牧場のキャラメルがジョイントして、大分地域限定販売、マンゴキャラメルを発売していたから、ああ、そのまんま知事がゲストでコメントしているんだな、と思ったし、新市長になった河村たかしまで、名古屋の名産をひっさげて登場していた。
たぶん、番組の意図するところは、元気のない地域を元気づけようと、勇気づけて、さらに励ましているのだろう、そんな番組のつくりだった。それは、それで面白いのだが、「ちょぼちょぼ」としては、大阪府知事に当選した話題の弁護士とか、日出町の高齢者町長とか、全国のユニークな首長たちを、どんどんテレビに登場させて欲しかったね。
地方といえば、これまで、原発やコンビナートや大型プロジェクト工事で、国がお金を落としていくという、そういう国と地方の関係であったわけだけど、その関係を転換することを有権者は選択し始めているのかなと思いましたね。知名度があって、その知名度を具体的な地方の政策で活かす、いままでの政策なき有名人の政治動員タレントと違う方向を打ち出している。ニポン人の精神構造をチェンジにむかわせるのは、やっぱ、こういうポピュリズムってわけかな。しかし、つい二三年まえも、小泉流のポピュリズムに有権者が動いたし、この国の有権者のメディアリテラシーって、わけわからなくなっていて不思議だね。(笑い)
つーか、混乱しているから、無党派的な、著名人で、知名度をいかして具体的な政策をかかげている人が首長になると、なんだか新鮮な感じがして目立ってしまう、つーのも、うれしいなあ。(笑い) うれしい、いっぽうで千葉県知事みたいに、みずからの知名度を<政治的>に悪用する人もいて、なんだか、世の中、面白く、芳しくなってきている気がする。(笑い)