朝5時00分 起床
気温華氏52度、摂氏11℃
霧雨、通勤途上、チラチラ、寒い。ウエザーニュースでは、お昼頃から下り坂との予報、
へぇ~、スティーブン・スピルバーグ監督が、来年生誕200年をむかえるエブラハム・リンカーンをモデルにした伝記映画を撮るんだって、ね。ま、去年、オバマ大統領が誕生したから、きっと誰かが二年がかりで奴隷解放をテーマにした映画をとるだろうなとは、予測していたけど。
よりによってスピルバーグ監督とは・・・、しかも、短期間で。ここまでの10ヶ月間は何だったのか。(笑い)
ハリウッド映画の企画空白。無言の圧力か。(笑い)
ま、スピルバーグ監督には、たしか奴隷解放をテーマにした映画が初期にはあるんではなかったかしら。適任といえば適任かもしれませんが、なんせ。時間がない。こりゃ、二番煎じか、と邪推だってしてしまう期間だよね。だってサ、リンカーンの誕生日って、来年二月でしょう、もう4ヶ月しかない。公開に間に合わすには時間が足りないんじゃないですかね。
しかも、ロバート・レッドフォードが監督で、同じくリンカーンをモデルにした競作をつくるという。
う~ん、またまた、シロートの妄想が、チラつきますね。なんせ、あっちは奴隷解放がテーマ、こっちは暗殺をテーマにするんだって。この競作の構図、うがった見方をすると、やっぱ、白人と黒人の対立が底流にあるよね、と思う構図だね。奴隷解放をにがにがしく思っている南部気質と、北部のピューリタンと、どっちも観客にしようというハリウッドのいやらしい構図だよ。(笑い) アメリカ映画がダメになった構図というか。
ま、シロートが考えるに、アメリカの象徴である自動車、飛行機、これは人間の肉体を運ぶ産業でしたが、ハリウッドの映画は、心を運ぶ産業で、どちらも、アメリカ繁栄を象徴する二十世紀のアメリカだけど、全部、凋落してしまっている。根底にあるのは、やっぱキリスト教原理主義だ、つーの。
アメリカを飛び出して、オバマ大統領がアジアでいきいき、悠久の歴史を見て歩くのも、きっと無意識のキリスト教原理主義批判だと思うなあ。いや、解放された感じになるのか。そこがオバマ氏の本質だねきっと、とシロートは思うわけ。しかし、なぜ、ユダヤ系のスピルバーグ監督がそこに着目するのか。映画の完成が楽しみではあります。たった4ヶ月の製作期間だけど人を運ぶ自動車につづいて心を運ぶ産業まで凋落させて欲しくないね。