朝5時00分 起床
気温華氏40度、摂氏4℃
せんじつから風邪をひいて喉に痰がからんで、塩ウガイに精出していましたが、それも、だんだん間遠くなっています。
このごろは、鼻の奥の、喉へおちるところに洟がからむのですが、これも、うがいでガラガラ、ペーッてなもんで大掃除しています。鼻をかむとすっきりしますね。(笑い)
昔から風邪と貧乏は、ながびくと大病につながり、生活が悪化するといいます。
新型豚インフルエンザが、アメリカの方から来ましたからね。このごろの新型の病気は、エイズにしろ、皇蹄病にしろ、エボラ熱にしろ、みなアメリカ経由でやってきます。
防疫体制も、水際作戦でがんばっているばかり。
で、あっ、と直感しました。これです。<図>
西洋列強国のアジア進出の図です。ペリーが浦賀に来るまでの航路が描かれていますが、地図のいろわけは、西洋列強の植民地に色わけされていますね。鼻をかみながら頭の中に、ピカーッと、この地図が閃きました。
そ、そ、そーです。今日、著しい経済成長をとげている国は、インド、そして中国、つづいてアセアン諸国ということになります。で、その経済発展に、目をつけない先進諸国はありません。シンガポール、上海、香港、そして中国本土、西洋列強は、どんどん、こちらに進出しつつあります。
こ、この状況は、2世紀前と似ていませんか。2世紀前といえば、ニポンは、徳川時代の泰平の世の中でした。鎖国していましたからね。しかし、気づかないうちに、イギリスも、オランダも、アジアの国々を植民地化していました。歴史に学べですね。
アメリカが世界軍事再編で、沖縄駐留の海兵隊をグアムに集める理由は、この地図全体が示すところの意味をカバーする構想ですね。中国の軍事は、覇権を求めず領土をまむるだけで莫大な費用が要ります。なんせ、隣にインドがあり、ロシアがあり、イランがいます。歴史の経験から見ると、米欧から自国を守るには一国二制度では、ままなりません。隣にはも一つ、あれは国民党です。尖閣列島の資源問題で、ニポンと対立するのも、不利です。コキントウ、シュウキンペイと、理念的には、ニポン人の東亜の発想に、おそらく、未来を見ているのかもしれません。次代の中国の指導者たちの目の位置です。アジアは、西洋からくる風邪と、経済的に貧乏をこじらせると、悪化しますので、そうなる前に開放の芽が出てきます。(笑い) 小沢氏の慧眼は、たぶん、ここを見ている。大アジア主義ですね。ニポンは靖国教を越えねばなりませんね。