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朝5時00分 起床
気温華氏32度、摂氏0℃ たしかに初夢をみたはず。 しかし、覚えていない。 なんだか、うれしい気分だけが残って目覚めている。はて何の夢を見ていたのだろう。(笑い) 日本酒「飛良泉」と白ワインをちょびりちょびり呑みながら、ハッピーニューイヤーコンサートを聴いていたことが、気分よかったのかな。初夢は忘れた。(笑い) ことしは、元旦の朝刊各紙みていると、またか、ってな感じで、うんざり、してたんですけど、ね。だって昨年は鳩ポッポ首脳の政治資金記載もれ問題、ことしは小沢氏の土地購入代金の記載もれ。政治資金規正法の大きな趣旨を問わず、記載モレ、修正申告、とか、<人を貶めるだけ>の瑣末なことで1年の幕が開くなんて。しかも、検察のリーク情報だけで記事を作るし、「ちょぼちょぼ」にいわせると、これは「新聞の衰退」の幕開け、ですね。という印象です。 どうせ元旦に記事にするなら、巨悪の構造くらい、政治資金規正法の法趣旨から書いてみろ、といいたいですね。 たとえば、こんなデッサンがあるだろう。 政党別の政治資金管理団体と政党支部、そこを流れるマネーロンダリング、まずその構図のデッサンをすると、こんな感じでしょ。平成20年度の政党届け出によると、 各政党の政党支部の数は 自民党 7725 民主党 552 公明党 440 社民党 292 国民新党 89 日本新党 4 こんな数字になるわけ。政党支部の多さでは自民党が、民主党の13.99倍でしょ。企業・団体献金は、この政党支部を通して行われるし、政党支部は、だいたい現職政治家個人が代表になっている。現職であるからもちろん、それぞれの政治家には資金管理団体があるし、その関連団体・後援会が、各地にこまかく組織されている。 つまり、自民党の場合、7725の企業・団体資金受付場所があり、それを中心に個人献金を受け付ける無数の組織があるというわけだ。この構図が、政治家を金まみれ、企業癒着・利益誘導の温床になっているわけだね。まず、そういう構図に対して「政治資金規正法」の網があるわけだから、記載もれ、とか、修正申告とか、そんな瑣末なことより、政党支部と支部代表している政治家の構図にメスを入れるべきではないかと、シロートは思うわけね。 だって、7725の政党支部に集まる政治資金は、世襲議員がうけつげば、相続税などないわけでしょ。本来、政治活動であつめた金なら、それは「おおやけ」の金であってもいいのではないか。一代戒名のようなもので、院号(名誉)だけ残って政治資金はそのつど国庫へ返上されてもいいはず。継承するには、相続税を払えというものだろう。(笑い)親の政治資金98.6%を無税で受けついで世襲議員が当選するなんて、異様な構図だよね。そういうのを家業というのでしょ。政党支部の金が「家業」に転化されている、マネーロンダリングじゃないですか。
by higatatsuo
| 2010-01-02 05:11
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