朝5時00分 起床
気温華氏75度、摂氏23℃
今朝は、おもしろい小説が読みたいなと思ったので検索、おお、井上ひさしさんの「組曲虐殺」と「一週間」つうのが出ていますね。そくゲット確定。Amazonにしようか、ちかくのセブンにしようか。まずは大江健三郎さんの書評をよんで、ゆっくり注文しよう、ってなわけで、朝から推薦文の読書。
兵士シュベイクのような小松修吉というニュートラルな人間像から書き起こしていく、といった読み方は大江健三郎さんらしいね。そういう人間像はストーリ・テーラーの力量がないと作品として成功しないわけで、それを見事に汲み取って紹介している眼力は、さすがノーベル賞作家、う~ん、みごと。井上ひさしさんの本領を的確に浮き彫りにしています。そうなんですよ。「吉里吉里人」のおもしろさに、「四千万歩の男」の作者だもん。たぶん、大江さんも、井上文学ファンだったのでしょう。
て、なわけで、近くのコンビに配本していただくよう注文したところで、出勤。
およよ、今朝は、涼しい。南西諸島のほうでは台風が北上中、それが列島前線を刺激して太平洋沿岸へ雨を降らしているようです。天気予報図を見ると台風は、東シナ海を韓半島へまっすぐ向かっていますね。
そのまま行って九州上空あたりで大陸から吹くジェット気流におされて右旋回、進路をきっと日本海から青森あたりへ、というコースになっていく、そんな予報図のようです。何年かまえ、青森県のりんごを壊滅にした台風とおなじコースを今回もたどっている図ですね。しかし、この予報図、ことしは、大陸から吹くジェット気流が北へ押されていることが反映されていない。
ニポン列島に猛暑をもたらしている原因がつまり反映されていないのだね。シロートが考えるに東シナ海の台風は韓半島へ直進のコースで行くのではないか。九州上空で右に旋回されないで、そのまま、まっすぐ韓半島へ上陸する、う~ん、かの国の被害は想像以上になるかもなと思う。ちょうど黄海で韓米合同演習を終わったところで、そこへ130発も砲撃した北の国があり、遅ればせながらその魔のトライアングルNLL地域に大暴れで台風<神風>が突っ込んでいくという構図だ。あれ?日韓併合百年にふさわしくない自然現象の解説になっちゃった。大江さんなら、ヘロドトスの神風とでも、表現したにちがいない。
*9日、北朝鮮軍は、南北の海上軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)付近の黄海に、約130発以上の砲弾を発射した。