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朝5時00分 起床
気温華氏79度、摂氏26℃ きのうの「民主党代表選挙ー共同記者会見」での民主党党首候補者の討論をきいていて、「おお、ジャブの出し合い」、双方とも、「相手の出方をうかがっているな」、って感じのデイべートでしたね。 小沢氏が、普天間基地について、沖縄も米側もナットクできるような知恵といったのに対し、マスコミは、知恵=腹案と解釈していましたね。小沢氏は、「三人集まれば文殊の知恵」というようにかわして、「腹案はありません」と、キッパリいいました。(笑)マスコミの妄想ロジックを退ける瞬間でしたね、おもしろかった。 だって、小沢さんが発言しているのは、「知恵」のこと、言い換えるとすなわち、まだ、おいらはあきらめてないよ、落としどころがどっかにあるだろう、そういう可能性への言及ですからね。 有権者、とくに沖縄の感情に真摯にむきあっていくという姿勢を示しているわけ。 それに対し、菅氏は、基地負担軽減をいっていましたが、ほとんど無策状態でした。基地負担軽減というのは、いまある基地を本土並みに減らすということであって、島内に移転さきを求め強化したら、軽減じゃないわけ。つまり、政治家として、思考停止中と見ました。 くりかえしますが、有権者、とくに沖縄の感情に真摯にむきあっていくという姿勢がありませんでした。 で、一夜明けて、今朝。 そういう現職総理のもとで、今朝、出てきたニュースは、「2011年度税制改正要望の集計結果」。きのうの討論会で経済対策について小沢氏が、「減税もふくめて」いろいろ手立ての方法はあるだろう、ということいっているのが記憶にこびりついていたので、今朝の見出し、「税制要望、減税1兆3600億円 法人税5%引き下げ」の見出しをみたとき、ああ、小沢氏のきのうの会見に、財務省が、いちはやく反応したかな、とピンときましたよ。(笑) だって、普天間基地をめぐる思考停止は、経済対策においてもまた、同じでしたから。とくに、小沢氏が、デフレ克服の経済対策に触れたとき、チラッと「減税もありうる」と、一言言及しました。たぶん、財務省官僚はこれにビ・ビ・ビンと反応した、とシロートは思っちゃったもんな。(笑) で、くだんの共同通信の配信記事をみると、 税制要望、減税1兆3600億円 法人税5%引き下げ 財務省は2日、各省庁が政府税制調査会に提出した2011年度税制改正要望の集計結果を公表した。国税の減税は総額約1兆3600億円となり、約6400億円だった前年度の2倍超に増額。経済産業省が要望した法人税率5%引き下げが1兆円の減税となることで総額が膨らんだ。 特定の業界などを税制上で優遇する租税特別措置(租特)の廃止、縮小による実質的な増税は、各省庁合わせて1千億円程度にとどまった。 という。もう、これ一読、しただけで、小沢氏の「減税」論への反応と、ビビビンときたわけ。アンテナ感度がいいでしょ。官僚の<官>は感度の「感」で、ドンカンの「菅」ではないわけ。(笑) 会見でチラッと、いち早く、小沢氏が仄めかした「減税」論に、先回りするように、つうか、かぶさるように「法人税減税」と財務省がぶち上げたわけよ。反応のすばやいこと。すばやいこと。ドン菅じゃ、そうは行かない。 がしかし、これって、従来からある、法人税減税とセットの消費税値上げを念頭に入れた<セットメニュー>財務省の定食をまとめた内容であるわけだ。(笑)法人税を引き下げ「減税」で、1兆円の減税、それをうめあわせる増税については、ま、ドン菅な政治家がどうにかするだろう、というわけで具体的な言及をせず、とりあえず小沢氏の「減税」に反応しておこう、かぶさっておこう、ということで、暗に、消費税引き上げが底流としてあるよ、と政治家に指示しているのだろうと、シロートは思うわけです。 つづけて、記事は、 増税の柱となる地球温暖化対策税(環境税)やたばこ税は税率が明示されておらず、減税要望が先行した形。環境税導入には経済界の反発が予想され、政権の課題となっている財政難克服には力不足の内容だ。政府税調は12月に11年度税制改正大綱をまとめる。 と、まあ、こう結んでいる。ここは税調の「力不足の内容」でなく、ドン菅な政治家よ、お前ら、なんとかしろ、と暗に財務省が仄めかして政治家の尻叩いているわけ。だからづづけて、 政府税調は要望に先立ち「減税を求める場合には、そのための恒久的な財源を確保する」とのルールを各省庁に提示したが徹底されなかった。記者会見した財務省の古本伸一郎政務官は「極めて残念な内容。各府省に財源確保の再徹底を求めたい」と述べた。 2010/09/02 21:41 財務省は、おまいら、政治家が「減税」というなら、恒久的な財源を確保してからいえよ、と恫喝しているわけ。今朝は、ここで、しっかりと、きのうの小沢さんの発言に釘さしている、かっこうとなっているわけさ。 ま、ドン菅な政治家なら、ここで、もしおいらが引き続き総理大臣になったら消費税を含めた抜本的な税制大綱を議論しよう、10%消費税、増税だなどと、いうわけ。ところが、きのうの小沢氏の発言は、もしかすると、法人税の減税ではなく、一般国民の所得税を一律「減税」かもしれないわけ。なんせ、デフレを解消するには、こんな案もあるかもね、と小沢さんは言ったのだから、目的がちがうわけ。 だって、企業には、140兆円から200兆円も内部留保があって、これが動かない、つうわけでしょ。設備投資にでもやれば、またちがった経済状況になるのに、膨大な内部蓄積をもっているところへきて法人税減税では、なにも、今日の閉塞している経済状況を打開できないでしょ。むしろ、ここは法人税の減税ではなく、企業の膨大な内部資産<死に金>を動かすような政治力と、一般の国民の購買力を押し上げるような政策が同時にやれる場面ではないですかね。 ステイツマンなら、これをやるだろう。なぜなら、官僚の示した政策を実行する小間使い政治家でなく、 未来を構想しながら、現実を変革していこうとする情熱と、現状をいまそこにあるままに、しかも一定の距離感覚をもって理解できる洞察力の富んだ政治家を、国民は選ぶんだからね。
by higatatsuo
| 2010-09-03 05:26
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