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朝5時00分 起床
気温華氏59度、摂氏18℃ 雨ですね。へぇ~、あの武富士が会社更生法申請だって、ちょーびっくり。 今朝はニュースに驚きました。ま、いろいろ、あるだろうが、「ちょぼちょぼ」がもっとも驚いたのは、過払い請求が200万件以上、つうこと。 これってサ、過払い金の返還で、会社倒産、どーのこうの批評する前に、武富士の「顧客」の数が200万人以上ってことでしょ、驚くのは、その数の多さ、お客さんが、こんなにたくさんいたのかって、チョーびっくりですよね、いや、いや、もっと正確にいうと、消費者金融からお金を借りた人が、これだけいた、しかも一社にしてこの数だから業界全体では、もっともっと広く、国民の10%くらいは、利用している人がいるってことじゃないですか。 中小企業の資金繰りから主婦の生活、遊行費まで、銀行の融資とは別に、町中の金融で気軽に借りて、金が循環している、この規模が経済学的には、とても大きいんじゃないですかね。 そんな想像をさせる顧客の数ですよ。デパートやスーパーの顧客なみかもしれない。グレーゾーン金利であったものが法律で整理されて、過払い、となっているけど。 庶民にとって消費者金融は、ま、気軽に、利用できる町場の金融ってことですね。 しかし、シロートが単純に考えると、給与の足りない分を町場の金融で補っているうちは、ま、運転資金や生活資金の活用ってことで便利だけれど、じっさいは返済が滞ってしまう、そのため、その気軽さから他へも手を出し、多重債務者となってしまって行き詰まり、にっちもさっちもいかなくなって、しまいには、闇金融へ流れていく。その防止策として収入(給与)の3分の1までの利用というふうに限定をつけたら、こんどは「顧客」の数が激減してしまって、町場金融の経営が苦しくなり、武富士のように倒産を後押ししてしまったということですかね。 だけどね、そういう考え方って教科書的だよね。じっさいは、デフレになって給与(収入)に見合った物価の値段に下がって町場の金融のシステムを借りなくても、凌げるようになったのではないですかね。つまり、グレーゾーン金利は、インフレーションの時には、あまり問題にならなかったけれど、デフレになって問題化した、つうことは、本来、町場金融は、物価にスライドした変動金利じゃないと、会社としては生き残りにくい、ということですかね。インフレのときのグレーゾーン金利のままでは、過払いの問題がなくても、じっさいは、営業しにくいつうことでしょ。会社更生法を適応して、再生ができても、これまでどおり武富士ダンスの宣伝できる大手にはなれず、適正規模へ縮小せざるをえないというのが時代的制約なのだろうね。 そこで話は飛躍しますけど、経済の成長戦略って、やっぱインフレターゲットと考えると考えやすいですよね。インフレ目標を定めて市場へ金を供給する。物価連動して紙幣が流通する規模というのはキャパが決まっているので、じっさいは、証券化商品で市場規模を膨らませていくという、やりかたになってしまう。消費者金融の原資はここにある。 考えてみると、町場の金融のながれは、江戸時代から、こんな感じ。 江戸の金融(一般庶民相手) 名 称 内 容 年利換算(年360日として) 烏金 (からすがね) 明け烏が鳴く頃借りて夕方のカァまでに返す。あるいは、翌朝のカァまでともいわれる。原則、一日の貸し借り。一両で利子四百文・・・・・・・・・・・・・・ ・・・3,600% 百一文(ひゃくいちもん) 朝100文借りて夕方101文にして返す棒手振などが、借りた金で品物を仕入れる元金とした。限度額は、百文から一貫文まで。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 360% 日済貸し(ひなしがし) 期限を決め利子天引きで毎日均等割で返済 ・・ 86% 質屋(しちや) 元禄5年(1692)株仲間を結成。銭百文について一ヶ月銭三文・・・ 36% 座頭金(ざとうがね) 高利で期限も短く、返済が遅れると厳しく催促された。社会的弱者の立場から幕府も手厚く保護した。三両につき月一分 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 100% この他に、浪人金、後家養育金などもあった。 札差(ふださし) 寛政の棄捐令で・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12% 18% 現在の消費者金融 10万円未満…20% 100万円未満…18% (年365日) 18% 追記:「江戸時代には『金持ちが偉いんじゃねえや。お天道様に顔向けできるように働いている奴が一番偉いんだ」<『江戸時代の知恵』(養老孟司、徳川恒孝著、PHP)>ほんと、かなって思う上記の実態ですね。(笑)
by higatatsuo
| 2010-09-27 05:36
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