朝5時00分 起床
気温華氏60度、摂氏15℃
秋雨前線が奄美大島に、豪雨をもたらしているとか。降雨量最高800mm、時間当たり80cmも降るなんて、こんなのが関東地方に降ったら、ドンだけの災害となるか。ま、起こりうる可能性があるという事例を奄美大島が身をもって示しているのでしょう。それにしても、この豪雨すごいね。千年杉のある徳之島は、むかしから雨の島だったので、さもありなん、って納得するのですが、北の奄美が豪雨とは、こりゃ、異常気象だね。
つぎつぎと南から雨雲が流れ込んでいるとのニュースですから、やっぱ、エルニーニョのえいきょうでしょうか。台風の発生場所が少し北へ移動している。
今回の豪雨で、どれくらい被害があったか、まだ全体像がわからないそうですね。道路は寸断され、各集落が孤立し、水も、電気もない状態、山崩れ、河川の決壊はいたるところ。携帯電話の基地局も水浸し、通信がとぎれてしまった。孤立した不安な日々を幾日かすごして、やっと、衛星電話が設置され安否が知れるようになりましたが、それにつれ、この災害の犠牲となった不幸の数々が知れるようになりました。昨年か、一昨年、九州で降り続いた大雨がありましたけど、たぶん、気象現象としては同じなのでしょう。あのときの被害も相当なものでした。
久しぶりにオキナワの地元紙をみましたら、近海の前線や台風13号の影響で、やはり、大雨がつづいているようです。久米島で1時間に102mmの豪雨。本島北部では山崩れも出ているようですね。「ちょぼちょぼ」がオキナワに住んでいたころは、大雨になると、道路開発などむき出しになった山肌から赤土が海へ流れ出して、沿岸部が真っ赤に染まったものです。それで漁業が壊滅して空を眺めて暮らす漁師が続出したものです。きっと、この災害がすんでも、また、生活を元通りに立て直す苦労は高齢化した島々では、労苦でしょうね。早めに支援の手が差し伸べられること祈るしかありません。