朝5時00分 起床
気温華氏48度、摂氏8℃
馬堀海岸の鍵屋さんへ、合鍵をつくりにいったら観音崎の走水から、スカイツリータワーが見えているということで、写真を見せたいただきました。うっすらと霞のかかった写真で、下の富士山くらい、かすんでいたが、なんせ、富士山ほどドッシリしてないので、遠くにタワーの面影があるような程度の見え方。
きっと、朝早くか、正月で、空気が澄んでいるとき、くっきり見えるのではないか。500メートル超の高さというと川崎のオイルタンクから天にむけてグーッと突き出していた。
鍵屋の主人の写した写真とかで、見ると、「これ、望遠はつかってませんよ」だって。おいらが言おうとした先に言われたので、「へぇ~、すごいね」とほめたら、壁にかけてある、ふるい馬堀海岸の写真を出して見せてくれた。
写真に写っている鍵屋の前の道路が、昭和25年ごろは、メイン道路で、そのむこうは遠浅の海岸で、東京湾がいまより広く拡がっていた、いまでは埋めたてられて住宅地になっているが、綺麗な砂浜であった面影がしれる貴重な一枚である。「これはわたしが写したんですよ」と、ご主人。どうやら60代の白髪頭だが、高校生の頃に写した写真なのではないだろうか。目の前の、旧道の三叉路にある、馬堀交番は、ここだけ海につきだした昔ながら変わらない場所らしい、いまは、まわりが宅地になっているが、もともとは、海岸に立つ。海辺の交番。砂浜の中の交番。その前に遊歩道が写っている。
ご主人いわく、「この遊歩道は、人の背丈ほどの木々が植えられていたけど、女の人の姿が隠れてしまうので防犯上、よくない、ということで、交番の指導で、植えられた木々が撤去されて、背の低い花卉に植え替えられた」という話までしていた。
馬堀海岸からは、米軍基地(ベース)のある処もよく見えていて、写真には、大型クレーンまで、天空に、にょっきりと突き出している姿が写っている。あの鉄骨クレーンは二階建てくらいある、産業遺物で、保存してあるそうだ、という話もしていた。浦賀の住重の敷地にあるのが、それだろうという。こんど、散歩のついでに見にいってこようかな、と、ふと、思った。(笑い)