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朝5時00分 起床
気温華氏53度、摂氏8℃ 房総半島をながれる雲のかたまりのむこうから朝日が、大空に、光の柱を、いくつも射して広がっています。大空が桃色と雲の影でまだらに彩られていますね。頭上の空には雲もなく、澄み切ったブルー。 自動車を降りて海っぺりからデジカメをむけている人もいます。散歩やジョギングの人が、立ち止まって、しばし、東の空を眺めています。 東京湾をへだてて、富津の町並みが、くっきり。コンビナートの鉄塔も、ビルデイングも。おいらはわきの国道を走って職場へ。着地すると、まぶしい太陽が。なま暖かな南風が背後から押す。春一番とか、二番とか、そんな風。(笑い)ビュービュー吹いている中、巨大な貨物船が湾口へ向かっていく。しばらく自動車運搬船も、見なくなっていったが、ここんとこ、新港埠頭から週に一隻づつコンスタントに出て行っている。小型乗用車が多いけど。そういえばトラックもあったかな。 よこすか新港から見られる東京湾の船舶の種類とか、どっかで見たような気がする、どこだっけ。航路整備事務所だっけ。忘れたので、検索。国交省の湾口航路ホームページがありました。ttp://www.pa.ktr.mlit.go.jp/wankou/toukyou_wankoukouro/suujidemiru.htm ま、東京湾を眺めていると、だいたい、ニポンの景気が推測できるかもね。(笑い)豪華客船など、けっこう入出港おおいですよ。巨大なコンテナ船も、毎朝、見かけます。 ところで鳩山元首相の<抑止力は方便>発言ですが、あれは、あれで、本質をついているというのが、インタビューした琉球新報の記者の解説ですね。全国紙では、鳩山氏の資質問題に発言を矮小化していますが、かれの発言のもつ、核心については、伝えられていません。 一言でいうなら、「抑止力」論の虚構性、自分の指導力の弱さが、県外海外移設に反対する閣僚と官僚支配の軍門に負けたこと、 そういう反省からの「方便」発言なのでしたね。昨年の5月末の、日米共同声明、あのときの政府声明に対しても、オキナワ側はいたって冷静でした。むしろ、「ちょぼちょぼ」もそうでしたけど、鳩山さん、ご苦労さま、と、そういう思いでしたよ。なぜかって?基地移転問題で、あれだけ県外か海外かで、国民全体の防衛問題として議論が沸騰したことは、いままでなかったでしょう。 あれで、かなりオキナワの基地問題の本質が全国民に知れ渡ったはずです。 今回の鳩山元首相の「方便」発言は、あの時点では明らかにならなかったことが、今回、明らかになりましたから、沖縄の基地問題のぎろんは、さらに深まること必定です。先週でしたかアメリカ本土で、自衛隊戦闘部隊と海兵隊の共同上陸訓練が行われたでしょう、あれは、自衛隊の海外展開を想定した訓練ですよね。<抑止力>で米軍海兵隊がいるというのは虚構ですよ、アメリカは、アメリカの国益にかなったことしか軍事的プレゼンスは発揮しません。 もう少し、シロートの妄想を書きますと、北方領土問題も、本質は、似たようなものです。アメリカも、ロシア(ソ連)も、中国も、去る大戦では、連合国です。連合国の論理でサンフランシスコ条約があるわけですから、それを超えたところで、アメリカが、北方領土問題で、ニポンをサポートするとは思えません。つまり、北方領土の返還問題では、アメリカも、中国も、ロシアと同じ立場であることに変わりありませんね。 今回の鳩山元首相の「方便」発言は、ある意味、またまた、ニポンの状況を別の視点から、問題提起したにほかなりません。全国紙が、こういうのを提起できないほど、地方紙の元気さに比べ、衰退しているというのが現状でしょう、たぶん。(笑い) そういえば、どっかの有名プログに、この鳩山元首相の発言「方便」について、取り上げられていたが、出典に、琉球流通新聞と出ていたので、思わず、ぷーっと吹いてしまった。琉球は、地元の言葉では<りゅうちゅう>いいますから、なるほど、「りゅうつうしんぽう」ってのもありか、(笑い)と一瞬思いましたが、まてよ、これは、もしかして差別? 業界紙みたいな認識であるのかなあ、と思いましたね。オキナワの基地問題が、いち地方の問題として全国的な議論にとりあげられなかったことから思えば、鳩山氏の発言は、それだけで、ニポンの防衛問題を国民の問題に広めたという点で在任中ふくめ大きく貢献しているのではないか。それを提起したのが、一地方紙ってわけだ。 引用:琉球新報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【特別評論・「方便」発言が問うもの】検証すべきは「抑止力」 政局の陰で埋没する核心 2011年2月18日 米軍普天間飛行場の県内移設の理由に挙げた「抑止力」について、鳩山由紀夫前首相が「方便だった」と証言した波紋が、本質からずれる形で広がっている。抑止力の虚構性など、追及されるべき大事な論点が、中央政局の陰で埋没する本末転倒の状況が続いている。 名護市辺野古への移設を譲らない米側に屈し、県民や国民に説明できないため、方便を用いて県内移設の理屈を繰り出した―。政治主導を掲げた前首相のあっけない挫折劇の実態を知った県民の間で、怒りと失望が再び噴き出しているのは当然のことだ。 その一方で「やはり、そうだったか」と冷静に受け止めた人も多いだろう。鳩山証言を今後の基地問題の反転攻勢にどう生かすのか。沖縄社会に突き付けられた重い課題でもある。 国会での論戦や在京大手メディアの報じ方の大勢は、失言、放言の類いとみなし、鳩山氏個人の資質問題に矮小(わいしょう)化しているように映る。民主党内の抗争と絡め、またしても普天間問題が「政争の具」と化した。 再確認しておきたい。鳩山証言が照らし出した核心は(1)沖縄に新たな海兵隊航空基地を押し付ける論拠にした「抑止力」は虚構(2)公約に掲げた「県外移設」実現を目指したが、自らの戦略、指導力の弱さを突かれ、対米追従を断ち切れない閣僚と官僚支配の軍門に下った構図(3)沖縄に基地を押し付ける差別的構造の温存―であろう。 名護市辺野古への移設を再確認し、菅直人首相が踏襲した日米合意の正当性はもはや、地に落ちている。 この三つの核心は軍事優先に傾く日本の統治機構の危うさに直結する。徹底的に膿(うみ)を出すべきだが、その動きは弱過ぎる。「方便」発言を追及されている菅首相や枝野幸男官房長官の国会答弁は、官僚が作ったメモに頼り切りだ。 「在沖海兵隊を含む在日米軍全体」と位置付けることでしか「抑止力」を説明できず、海兵隊抜きならどれほど損なわれるのか、誰も具体的に言おうとしない。「抑止力」の根拠の希薄さの裏返しである。官僚支配の病弊が色濃く漂う第2幕が紡がれている。 国の最高権力者の回顧は、虚栄心やプライドが災いし、当事者に都合良く描かれることが多い。言葉の軽さはあったにせよ、鳩山氏の証言に偽りはない。退陣に追い込まれた鳩山包囲網の内幕を、わずか8カ月後に明かしたのは前代未聞だ。 「県外移設」を期待した県民を裏切ったことへの反省と謝罪の意を基に、鳩山氏は驚くほど赤裸々に証言した。その内容は真実性、迫真性に富む。日本の戦後政治史に刻まれる首相経験者の告白と言っていい。 沖縄はもうだまされないという意志を強固にした点で、鳩山証言の意義は極めて大きい。海兵隊の抑止力が虚飾に彩られていることをしっかり国内外にアピールし、普天間の県外移設を切望する沖縄の声を一層明確に打ち出す好機到来と位置付けたい。沖縄の知恵、戦略も問われている。 (松元剛・琉球新報政治部長)
by higatatsuo
| 2011-02-25 05:35
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