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朝5時00分 起床
気温華氏33度、摂氏0℃ 大学受験の試験問題をケイタイ電話でインタネット相談室へ投稿し、複数の回答を得た。この回答を見て自分の解答とする、という事件がおきている。 ま、つまり、手の込んだ八百長ををしたわけだ。 昔なら「カンニング」といって、鉛筆を転がすとか、ペーパーを持ち込むとか、隣の人の回答を盗み見するとか、そんなことがあったわけで、現代では、ケイタイ電話とか、通信機器をフルに使ってるわけ。たとえば、これまで報道などで知られている手口には、無線機をつかった複数犯というのがあったり、受験票偽造による身代わり受験とか、途中退席してトイレで参考書を見るとか、そんなのが報道されたりした。 そういう意味では、今回のインターネット投稿サイトへのアクセスで、「回答を得る」、というアイデアは、他人の能力を借りるという点で、身代わり受験の変形ではありますが、斬新なのは、<能力>だけ「身代わる」というテクニック、つまり、いままで知られた<カンニング>とは、大きく何かが異なっている。 ひとつには、社会的に広く「回答を求めている」 ふたつには、ハイテク機能のケイタイが使われている そういうことで、マスコミでは連日トップ報道し、単なる、受験生のカンニングというレベルを超えて、法を犯した<犯罪者>扱いにされている。しかも、警察が逮捕までしている。罪名は「偽計業務妨害」だそうな。 そこで、なぜ、学校の中で昔からある<カンニング>が、大きく社会的な制裁をうける行為とみなされるようになっているか、また、じっさい、警察が関与して「逮捕」にいたるまで強圧的になっているか、そこんとこを今回の<カンニング>事件では、象徴的に、考える必要があるのではないか。 つまり、それは、インタネットの持つ<匿名>性、姿の見えない情報社会への警戒なのではないか。シロートが考えるには、中東各国でおきている<匿名>情報による反体制運動にまでいたるパワーの生成と関係していると思うのである。 一昨年は、韓国で、ツイターをつかった政権交代が起きたし、80年代には共産主義体制が崩壊しているし、中東では、いま、国民が立ち上がって民主化を求めている。そういう匿名情報による既得権の破壊が進んでいるのである。 たぶん、ニポンでは、マスコミが、いちはやく、これを嗅ぎつけた。なぜなら新聞やテレビ・ラジオの情報と、インターネットで報道される内容が、大きく異なっていることが、いまの社会を動かしている底流に芽生えつつあること、これにつきるのではないだろうか。 情報をいってに掌握し、それによって<コントロール・パワー>をもっていたマスコミが、インターネットの登場とともに<パワー減退>しはじめていることと表裏一体なのではないか。 くだんの19歳の受験生がやった行為は、<カンニング>を超えて、さらに、八百長をも超えて、既得権者を脅かすことを予測させる手段で持って、社会の多くの琴線を刺激したのであろうと思う。たぶん、本人は、いままで学校にあった不正行為の延長レベルの意識で行ったのであろう。むしろ、それに異常な反応をしたのがマスコミや警察などであり、それは<寛容>ということを許さない既得権者のヒステリー反応なのではないか。 病んでいるのは、たぶん社会のほうであるとシロートは思うのだが。(仮説ね、笑い)いわば、ハイテク時代は、教育の中に矯正を含みきれなくなった社会の不寛容さ、これの発現の時代かも。
by higatatsuo
| 2011-03-03 05:15
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