朝4時30分 起床
気温華氏32度、摂氏0℃
マグニチュード8.8
スワーッ、地震だ!! ながい横ゆれ、プラントの水槽から水が溢れ、道路へ、ぴちゃぴちゃ、従業員には異常なし。緊急巡回、出先から1ヶ所警報あがる、ダメージ1ヶ所、古いプラントの躯体に亀裂、ダメージ1ヶ所、躯体の中の配管からエアー漏れ、バルブ・ギュッ、締めて、安全処置。
事務所の下の入り江の海水が急激に引いていく、1.5mくらい、従業員氏が、「ワカメがいっぱい採れそうだね」と余裕の冗談、沿岸では、パトカーの赤いシグナルがグルグル回っていて監視している。
客先から退避命令が出て、強制帰宅へ。問題のある事故が確認されていないので、ちょっと安心、警報の鳴っていた出さきも、表示復帰して警報が消えたので、心配もなく、自宅へ。
職場から国道へ出る道が混んでいる。自宅に電話しても、つながらない、電話が通じないのでとりあえず帰宅あせるが、混んでいる。原因は、信号機の停電だった。ん? まわりの建物で電気が消えている。とりあえず国道を突っ走って自宅へ。自宅付近も、やっぱり、電気が消えて、停電中、階段を駆け上がって自宅に入ると、妻が電話中、実家から国際電話、おや、おいらのケイタイはつながらないのに国際電話からは、つながっている、KDDラインはオーケーなのか?妻のケイタイに末娘から電話、つづいて長男から。外国でも緊急放送でニポンの地震が報道されているらしい。
とりあえず自宅は大丈夫のようなので、「キャンドルとライターと食べ物かくほしてよ」という妻にうながされて近くのスーパーへ行くも、シャッターを下ろしている、それで近所のセブンイレブンに行くと、店は真っ暗なのに、表に、<買い物できます>と大書されているので、中へ、入ると、買い物客がいっぱい、みな、食料の確保のようだ。ご飯ものは売り切れ、お弁当もなし、わずかに、パスタ類とカップラーメンがあったので、それを確保して帰宅。
真っ暗な玄関に入ると、家人に「キャンドルはなかったよ」、つうと、いま末娘から電話があって、昨年の夏に買っておいたキャンドルがわたし(娘)の部屋に二つある、というので、妻が、そのキャンドルに明かりを点灯していた。わざわざ、末娘が思い出して国際電話してくれたようだ。停電じゃ、寝るしかない、早寝、夜中、電気が点いたので目が覚め、さっそく、ニュースを見ると、福島原発一号機が危ないらしい、放射能もれの中でも被爆しながら対処している人々がいるんだよなあ、がんばれ、と叫ぶ。