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朝4時00分 起床
気温華氏47度℃、摂氏7℃ <混乱>と見えるのは、秩序、統制しようという側面から見た場合である。なにが<混乱>と見られたかというと、東京電力の<計画停電>の実施が二転三転したので、これが、たぶん、経済産業省のおもわく通りうまくいかなかったので、<混乱>と指摘されているのだと、思う。で、 今朝のニュースを見ると、 菅直人首相は15日未明、福島原発の事故に関連し、政府と東京電力による統合対策本部を東京電力本店に設置することを明らかにした。首相は首相官邸で記者団に「リアルタイムの対応で一体化した方がいい。全力を挙げて、事故の被害が広がらないように、ありとあらゆる手を打っている」と語った。(時事通信) という。たしかに、きのうは、第一グループから順次計画停電がなされると報道されたのに、需要と供給のバランスで、発電所の供給能力を電力需要が下回ったので、停電中止となり、それが、第二グループ、第三グループまで、つづき、やっと、第五グループで計画的な停電が一部実施されるという事態が起こったわけ。 そこで、なにが<混乱>と見られたかというと、停電中止と、その後、もし需要が上まわれば停電もあり得るということの繰り返しだった。東京電力のそういう対応に、首都圏の電車の運行が、翻弄されたかのように、各鉄道会社の運行計画が乱れている風に見えていた。 「ちょぼちょぼ」は、この事態について、東京電力の対応と、鉄道会社の対応が別になっているな、とピンと見ましたね。つまり、鉄道会社は、経済産業省からの<計画停電>に合わせて企業活動しろ、と指示が出されていた。これは、たぶん、全産業界にむけて<節電営業>しろ、つうのとセットだったと思う。 ところが、東京電力の発電というのは、需要のピークを予測するトレンドにしたがって発電量を調整するというかたちなので、節電がすすめば、当然、電力の需要予測が、発電能力をしたまわるため、計画停電といえども、電力供給が可能となる、ならば、停電そのものを回避するということがベターな選択となる。 つまり、東京電力は、 ・福島第一原発での事故にともなう電力供給量の不足を、電力需要と供給の観点 からオペレーションしていた。 つまり、経済産業省は、 ・福島第一原発での事故にともなう電力供給量の完全不足を前提に、産業界に節電 を呼びかけていた。 そういう政府と、東京電力の思惑の違いが<混乱>をもたらしたと判断された、それで今朝の報道にあったように、「政府と東京電力による統合対策本部を東京電力本店に設置する」という、大本営設置になったのだろうと思う。行政もしくは政治が、電力運用に入ってきたということ。 ま、そこまでは、「秩序」と「統制」を図るということでシロートでもわかる。 けれど、政府は、大事なことを、事実としてかくして国民に何もコメントしていない。 それは、シロートの見立てによると、こうだ。 ・福島第一原発が、稼動していなくても、電力需要が満たされれば、停電はしなくても いいという事実<原子力に依存しているという神話の崩壊> ・福島第一原発が、稼動してないと、こんなに停電をしなければならないよ、という実績 つくりの事実<計画停電> 前者の東京電力の事実は、正直である、原子力発電所の一つや二つ無くっても節電に努めれば電力需要をまかなうだけの設備があることを示し、後者の経済産業省は、原子力発電所が稼動しないと、産業界が混乱し、電力が足りなくなるということを前提にしていることを示している。 この違いをどう見るかですが、シロートとしては、原子力政策をすすめたい経済産業省の思惑が、資本主義の根本原則である需要と供給の中でバランスをとる営業に対して、それでは、いかん、政策を優先せよ、という<いびつ>なかねあいになっているということではないだろうかと思う。このコントロールの<いびつ>さが今回の原子力政策の問題として急浮上してきたのではないか。大地震という、自然災害に対する安全でクリーンな原子力神話を崩壊させてしまった。そういうことですかね。 したがって、これから大本営から何が発表されていくか、注視しなければならない。たぶん、東京電力も、東北電力も、むりやり「計画停電」を実行していくのではないか。マスコミと一体となった大きな神話づくりが、また、始まるのである。
by higatatsuo
| 2011-03-15 06:59
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