朝5時00分 起床
気温華氏58度、摂氏14℃ 明け方、雨、出勤するころは小雨でしたが、職場につくと、カラーッと、太陽が射して、視界もクリア、べィブリッジがくっきりと見えていました。対岸の房総半島も、東京湾をはさんですぐ近くに見えてますね。 南風がつよく視界はクリアです。 テレビや新聞では、また、また、官僚とマスコミのタッグで、復興税、増税のキャンペーンがはじまりましたですね。アメリカの格付け会社も、にぽん国債のランクを下げる方向とのこと。震災復興のためにニポン国債が大量発行され財政赤字の膨らみが増すという評価で、格付けを落とした。つまり、これは海外からの圧力で、意味するところは、国債でなく、増税せよ、ということですね。 そんなわけで、消費税か、復興税か、どっちで復興費用を確保するか、という話になっているようです。しかし復興プランも出てこないうちに、そういう議論を先行させるところが、ま、保身にはしる<官僚とマスコミのタッグ>キャンペーンといわれるゆえんです。 しかあ~し、そういう構図なら、政治の側から、もっともっと、大風呂敷を広げたほうがいいのではないかとシロートは思いますね。 つまり、シロートの描く構図とは、「原発立国推進計画」派VS「資源開発確保」派という、大きな未来図があるということでは、どうでしょうか。 たしか2005年でしたか、6年でしたか、小泉純一郎内閣で、「原発立国」の新戦略構想を描き出したはず。その後、その戦略構想で14基の原発新設が計画され、しかも、海外へ原発プラントの輸出も行うという国策産業に位置づけたはずですね。それが、この3月の福島第一原発の事故で大きく躓いてしまった。もしかすると<とんざ>するかもしれない、そういう危機感が、いま、菅内閣への大きな揺さぶりとなっていることはたしか。 これに相対するのは、自前の資源確保派、原発推進の国策事業化で、あまり積極的な支援を受けられなかったのが、このグループですね。つうことは、もしかすると、これからは尖閣列島地域のガス田、油田開発がクローズアップされ、また、日本海に埋蔵する「メタンハイドレート」の開発事業が大きく前面に出てくるかもしれないであろうと推測する。こうしたエネルギーの多様化を模索する大きな構想のもとに、東北災害の復興計画が起案されなければならないはずだが、はたして、菅内閣でそれらの大きな構想が創造的に模索されるかどうか、このごろ疑問ではある。 もっと、シロートの妄想をかくと、原発立国をめざしたのは濃縮ウラン施設まで設置して自前の<核兵器>をつくれる状態を確保するために原子力発電をすいしんしてきた。その、いっぽうで領土問題を棚上げしてきたが、これからは、領土問題そのものがエネルギー政策となりうる国際問題へ急激に直面する。 前途多難で、きわめて困難な問題への直面となるのではないか。
by higatatsuo
| 2011-04-28 05:33
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