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朝5時00分 起床
気温華氏61度、摂氏15℃ いつも出てくるニュースで、「お巡りさん自殺」の報には、なぜか、落胆する、今朝も、岐阜県高山市で22歳のわかいお巡りさんが拳銃自殺したというニュースで、ガクン、と腰折れた感じ。去年も、一昨年も、そうだった。 なぜ、「ちょぼちょぼ」が、落胆するのか、今朝は考えてみた。 たぶん、けつろんをいうと、理想主義的な努力の苦しさや無力さと言うものを嫌と言うほど自覚させられる瞬間、それがお巡りさん自殺のニュースだろうと自己分析している。 もちろん前提としているのは、若いお巡りさんの理想主義である。たぶん、その若者は、正義感にあふれて職業を選択し、警察学校での訓練を喜びのうちに終了したはずだし、理想と希望に満ちて職場へ配置されたはず、そういう前提が「ちょぼちょぼ」にはある、たとえ、それが先入観だとしても、そういうイメージの先にある職業だと思っているからである、なのに、それが数年もたたず自殺してしまう。 あきらかに、若者の理想主義が、現実に、腰折れてしまう、瞬間と出会ったインパクトでやりきれない感じがするのである。これを気を取り直して哲学的にいうと、西洋的な法と秩序の理想と、仏教的な法、すなわち東洋と西洋の混在する道徳観の現実的矛盾なのではないかと思うわけ。警察学校では、法の支配する社会を正義として学び、職場についてからは、社会の安定を保持するもの(法)、秩序を支持する「縁起」に疑問を強要される。具体的な事例を挙げると、違法進入してくる者を待ち受けていたり、一時停止の規則を守らないものをモノ陰から見張っていたりするなど、摘発することが<正義>となって評価されることや、また、取得物を届け出ると、ぎゃくに盗人扱いされたり、人を疑うことがお巡りさん側からの<正義>となってしまう。つまり、法違反の取り締まりや摘発が仕事で、違反を未然に防ぐとか、予防をするとか、そういう指導的な業務を分離して、もっぱら「職質」し、「疑う」姿勢が日常化してしまったのではないか。 外郭団体へ、指導的きょういくてき、啓蒙的な仕事を分離することで、人格化された<法>の権威が形骸化し、もっぱら警らにせんねんするという「構図」なのではないかと思う。なぜ、そうなるかというと、摘発の多い少ないは、職務の随行上の、評価と成果がわかりやすいから。 それが細かく階層化された25万名の職業風土の上に出来上がっているから、ま、若者が、独特な風土のそれに馴染むかどうかでしょう。 シロート的にいうと、たぶん、子供のころに抱く理想的な「知名士的な怖いお巡りさん」像が、ビジネス化したサラリーマンになってしまったということなのでしょうね。単にサリーマンになるのなら、警察官を職業に選ばなかったというのが本心なのではないか。こういうの表にあらわれない理由だとしたら、「死人に口なし」というのがぴったりです。
by higatatsuo
| 2011-05-07 07:08
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