朝5時00分 起床
気温華氏69度、摂氏21℃
北風、すずしい、しのぎやすい、そんな朝ですね。久しぶりに太陽を見ました。早いですね、もう、八月です。協力会社のいつもの青年と、お茶飲み話していると、かれの会社に、ボツボツと、東北から震災関連の問い合わせが来ているそうです。
分析のしごとか?ときくと、それもあるけど、臭気測定とか、その対策、方法、そういうのでなにか提案してくれとのことのよう。
そういえば津波をかぶって浸水した地域は、内陸部まで、海水が入ったところ。海水がひけば、磯の香りがする、その磯の微生物が腐敗すると、だんだん悪臭を放つ。公害防止法でいうところの臭気の環境調査して、法的措置で対応せねばならなくなるほど、悪環境となるのだろう。
思い出した、沖縄でも、やっぱ、港のアル沿岸は、悪臭がした。
鼻の粘膜を刺す強い臭気だった。
そのうち東北の被災地出張がくるかもね、なんて、雑談していると、消臭剤でも、大量に巻くつもりかね。なんか、いい提案あるの?と聞くと、それを調査に行くという。
津波の進入した広範な地域にそんな消臭剤を巻くなんてこと可能なのか、首をかしげている。
しかし、要請は、切羽詰っているようだ。
とくに地盤沈下して、大潮のとき、海水が床下に浸入する地域の住民への措置は、深刻だという。日が経つに連れ、だんだんひどくなっていく悪臭(磯のかおり)だそうな。
おお、青年よ、もうすぐ、東北出張かね、がんばれよ、
住民は、青年を待っている。
と、いうような話。
かれ技術士、使命感をもって被災地へ、行きそうだな。