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おいらの、今朝のトップニュースは、これだ。
【ニューヨーク時事】米格付け大手スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は5日、米国債の長期信用格付けを現在の「AAA(トリプルA)」から1段階下の「AA(ダブルA)プラス」に引き下げると発表した。米国債がトリプルAから格下げになるのはS&Pが現行の格付け制度を開始した1941年以来初めて。大手格付け会社による米国の格下げも初。膨大な赤字を抱える米国の財政再建に対する取り組みが不十分なことなどが理由。(時事通信)
世界同時株安のうえに、これだもん。
つうか先日のアメリカの借金額引き上げの議会でのモタモタ、それが意味するのは、リスクフリー神話の崩壊であったわけね。
いちはやく、崩壊感覚を感じ取った投資家たちが株を売り、途上国への債権へ投資金を付け替えた結果、ニューヨーク市場で、大幅株安となりました、(たぶん)、それが各国市場へ波及した。ギリシャの不透明感、アメリカの景気後退とあわせて、神話が崩壊しちまったからな。スイス銀行が金融緩和策を発表して、つづいてニポンの「為替介入」とつづいたが、根本は、このアメリカ国債の<リスクフリー神話の崩壊>が原因。ニポンは、一国だけで為替介入するよりか、また、いっそうの金融緩和策するよりか、シロート的には、いまの状況は、円高を利用して、どんどん資源・エネルギーへの将来投資したほうがいいと思うよ。
どんどん、世界中の資源を「確保」の方向へ乗り出す。被災地補償と同じく、緊急に、円高に対処するには、国営ファンドをつくって世界へ投資していく。
たぶん、円高も、リスクフリー神話の崩壊も、ニポンにとっては、チャンス(いい条件)になってきているかも。日銀が資産の買入れを10兆円から15兆円に、固定金利オペを5兆円から10兆円に拡大するというけれど、そんな小手先でなく、その資金と、民間の資金を呼び込んで30兆40兆円のファンドを新しく作ったほうがいいのではないかと、シロートは思ったわけ。だって、自国がかかわらない原因でリスクフリーのモンスターが動いているのだから。スイスフランと円の上昇は、両国の金融緩和策だけでは手に負えないよ。