朝7時00分 起床
朝寝坊してゆったり起床、インスタントコーヒーのんでバナナくってみかん食べていたら、金魚の水槽で水が撥ねる音、このごろ、エサを催促するのに、水を撥ねたり、水をバキュームする音をたてたりする。さっそく、エサをやると、水面にうかんだエサを激しくバキュームする。
腹が減ると、その音をたてる、つうか、人の足音とか、気配とか、そういうの感じるとバキューム音たてて「エサくれ~」とくる。さっき、やったろ、また、食うのか、というぐあいに、金魚にぶつぶつ話すようになる。そうなると、金魚どもは、人の気配がするたんびにバキューム音をたてる。
おもしろがって人間をからかっているようだ。(笑い)
そういえば、だれっけ、庭の金魚が、よなよな美しい娘に化けて、老作家の家に上がりこむという話があったな。いや、OLになって大手町の会社に通う金魚の娘の話だったか、芥川龍之介作品だったかな。『蜜のあはれ』だったか、『火の魚』だったか、『魚になった興義』だったか、『雨月物語』の『夢応の鯉魚』だったか、いろいろあった気がするが思い出せない。(笑い)
つうことで、金魚のお陰で日曜日は、小説ざんまい。この金魚、ほんと紅色が濃くなってきた、もうあたまは、真っ赤っか、胴体も、ひれの根元から赤みが増して、真っ赤になっている。金目鯛に変身するかもしれないくらい真っ赤。なぜ、そうなったか、
それは、納豆菌のせい。たぶん。
異変といえば、花瓶に挿した花束、誕生祝いの花を家人がもらってきたやつ、花が萎れてしまったので家人が、「捨ててチョーダイ」といったのを、おいらが、しおれた花をチョキンと落とし、葉っぱと茎をそのままにして水に納豆菌をいれたのだったが、それが、まあ、二週間にもなるというのに、青々、溌剌としている。水の表面にはバクテリアの層ができていて、そこにニガリを4滴いれたら、そのバクテリアの層がつぎつぎ雪のように舞って落ちていく。花瓶の中の幻想かも。植木鉢の培養土は、まっくろ、乾かないし、今朝も、おいら、試飲しちゃったら甘いヨーグルト味だった。