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朝5時00分 起床
気温華氏54度、摂氏12℃ イギリスの大手音楽会社EMIが、部門別に分割されて売りにだされているとか。シティーバンクが赤字会社を買い取って分割、銀行が投資会社にかわっているような見本ですね。シロートには、よくわからないけれど、とうとうビートルズまで手足をちぎられて売られているような感じ。いやいや、蛸が自分の手足を食っているような感じ。銀行の皮かぶった投資会社、けっかだけみるとそういう印象をぬぐいきれない。シロートの無知なんでしょうかね。なんか変ですよね。投資銀行なんていらないシステムだとおもうけどなあ。 第一、大きすぎて、国家予算を超えてお金を動かすわけだから、政府はいらない、って話になるでしょう。そういう会社があつまってお金を刷るようになる。アメリカの連邦準備銀行なんて、そうじゃん。政府は、戦争のためだけにあるようになる。用心棒つうことだろ。市場を広げていく、つうか、縄張りをひろげていく、娑婆代稼ぎの用心棒みたいな政府になる。そ、そ、それって「競争」が原理となって、「公共」が後退していくパターンだ。二ポンでも、オリンパスだって、戦後処理の、熾烈な駆け引きで落ちてくる部門をまっているハゲタカがいるのではないか。胃カメラがおちてきて事業が維持されるのはいいけど、それって考えてみると知的財産でしょ。これだけが商品価値となってしまっているわけ。そういう商品化される知的財産をもった会社が投資銀行に狙い撃ちされることが起きることだってあるだろう。やっぱ、銀行と投資会社が、べつものであった時代が実体経済がいきいきしたじだいじゃない?実態経済がいきいきしていれば労働者もいきいき元気だった、ニューヨークで起きている中流層の格差デモなんて元気ないから長引くだけジャン。なんで元気がなく長びくかというと、シロート的に考えると、投資家があいてだから。 むかしの労働者は会社(資本家)があいてだった。いまの中間層は金(投資家)があいてだから。その差は、いわば、実体があるかないかであって、それは言い換えると風車に立ち向かうドンキホーテの幻想があいてだからね。解決しようがない。大きく見るとほんとは階級闘争が実体だけど、その大きく物事を捉えるすべがなくなっている、したがって階級闘争に見えないところが、長引かせている原因だねたぶん。 オバマ大統領が、雇用を増やすのに必死に取り組んでいるが、それが、あまり実を結ばない原因も、ここにある、たぶん。ものづくりを知的財産として商品化して取引される社会では、雇用は増えない。そのため反グローバリズムなんて動きが出てくることは予測できる。しかし、大事なのは、グローバリゼーションか反グローバリズムかではなく、地球の人口が、どーやったら食っていけるかという話ではないだろうか。政府がやるべきことは戦争や用心棒でなく、70億の地球人口をどう食わすか、30年後、100億の地球人口をどー食わすかのルールをつくること、だとシロートは思うけどね。う~ん、なんだか朝っぱらからひとり演説しちまったな。あっは。ああ恥かし。
by higatatsuo
| 2011-11-12 05:30
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