朝5時00分 起床
気温華氏46度、摂氏7℃
風が冷たい、雪をかぶった富士山も、くっきり。東京湾は日差しおだやかな三角波。ちょっと白波立っています。海辺の風は、ナイフのような鋭さ、氷のように冷たい肌感覚。
さて、きのうの「ちょぼちょぼ」の思考は、めちゃくちゃでしたね。
消化不良。やっぱ民主党は、おととしの政権交代でやりはじめていたアジア重視の成長戦略に立ち返る必要がありますね。
日中韓の東アジア共同体、アセアン+6、など、あれに、あわてちゃってアメリカの動きが活発化した。いまもTPPをぶちあげて必死の状態。アジア市場から締め出される危機感があったのでしょう。そのへんの危機感の由来について思想的にきのうはシロートなりに考えたわけ。
国会での議論を聞いていると、どじょう首相が二枚舌なんていわれていますが、それは、戦後の二ポン外交の二重思考のワナに絡めとられただけ。マニフェストをすてるということは、そういうことなんですね。
さいきんは、防衛上の観点からも、TPPは必要なんていっているけど、これも、つまり、あれと、これと、くっつけちゃった短絡思考ではないかな。
どじょう総理には、民主党の当初の経済成長戦略にたちかえって一国に偏ることなく、多くの国々との枠組み作りに汗かいてほしいものです。アジアには、アジア的自由貿易があるわけだし。ISD条項なんて、けっきょく、投資家保護にしかならないわけでしょう。国家は万民のためにあるということがアジア的共同体観ではないのかね。
と、まあ、今朝も、また、同じようなこと考えてしまったな。あっは。そういえば、今朝だか昨日だかのニュースで、水浸しになったタイ進出企業が、一時的に生産をニポンに戻して、現地雇用しているタイ人を大量にニポンへ連れてこようと特例ビザの発行がはじまったとありましたね。
それで、この機会に労働者派遣法の単純労働者派遣の禁止条項も改定するとか。労働市場開放の前触れかな、だって、自公民で合意したというから、大連立での市場開放へむかうかも。つうことは、あと、「戦略的互恵関係」との話し合いが緊急であるわけだ。
今朝のニュース、
日中両政府は15日、野田佳彦首相が12月12、13両日に中国を初訪問し、胡錦濤国家主席らと会談する方向で調整に入った。首相の訪中は、09年10月に北京で開かれた日中韓首脳会談に出席した鳩山由紀夫首相以来、2年ぶり。ただ、臨時国会(会期末12月9日)が延長された場合、変更になる可能性がある。(毎日新聞)
つうわけだ。アメリカと、中国の、両大国をあいてに、もはや、ダブルスタンダード、二重思考では通用しないでしょう。