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朝5時00分 起床
気温華氏38度、摂氏3℃ 朝日がまぶしい、富士山も、くっきり。東京では、報道されてないけれど、きょう、沖縄渡嘉敷島では、村主催の慰霊祭がある。「集団自決」した村人330名への鎮魂祭だね。 地元紙を見ると、35年ぶり村主催とありますね。 戦時中の、県の役割、村役場の役割は一貫していたけれど、任務の上では軍とは役割が異なっていた。 しかし、戦争遂行という一点では、官民一体であったことは間違いない。 沖縄守備隊の任務の中に住民を守るということは含まれていなかった。なので渡嘉敷島、座間味島に駐屯した守備隊も、住民を守るという意識が兵隊にはなかった。 ところが、住民の思いは違っていた。 兵隊さんを助けることが自分たちを守ること、兵隊さんが活躍できる場があってその上で住民を守る、自国の軍隊に対してそう信じていたことは間違いない、疑いようのない事実。 そういう県、村、住民の思いが、軍とすれ違っていた。 それが重大な悲劇を生んだ原因の一つだった。いや根本の理由だった。 つまり、軍の足手まといになるな、という戦時下の風潮の中で起きた悲劇、「集団自決」という呼称には、<足手まとい>を回避する意思が含まれていたのだろうと思う。そういう住民の足手まとい回避の<意思>と県、村の官吏の足手まとい回避の<期待>と、いっぽの、それが当たり前だ、当然だという軍隊の論理、つうか国民の義務だという、あたりまえの認識が戦時下には、<至極当然のあたりまえ>だという意識、そこの上に軍隊の立ち位置をつくっていたのではないか。 それが天皇の赤子であり、忠君愛国の軍隊の姿なのではなかったか。 さいきんは、「強制集団死」という言い方もあるけど、これだと、<強制>があったかなかったか、そんな話になる。つまり軍のめいれいがあったかなかったか、そうなる。しかし事実は、軍隊の目前で、民間人が自決して死んだ、それに対し、<黙認>したという事実、それだけでもう、戦争を遂行する上では、国民をも犠牲にするという軍隊の本性があるわけ。命令しなくても、足手まといだという、それだけで、悲劇が勃発し、その修羅場を至極当然のごとく見て見ぬ振りする。 黙認とは、他者に対する不関与であり、自分に対する強制命令そのものではないのか。 それゆえに、「罪の巨塊」(自決した人々)とよばれ、さらに、それを誤読する子孫が名誉回復裁判する。(大江岩波沖縄戦裁判から)もっとも、この裁判は誤読した人々にあおられたんですけどね。だって、本人、大江さんの著書、読んでなかったもん。(笑い) あれ、急に思考が、飛躍しちゃったね、なんせ、おとぼけ防衛大臣の「破壊命令」耳にしちゃったもんで、ことばが、頭の中を急速に、ぐるぐる、回っちゃったから。(笑い) さて、気を取り直して、たとえば、先日、与那国島の町議会がPAC3を島内に配備する要請を決議した。あれ?はなしがそこへ行っちゃった? たぶん町議会とすれば、島に落ちてくるかもしれない長距離ロケットの残骸から、住民の命を守りたいという、そいうことだろうと思う。しかし、PAC3は、残骸を撃ち落すことが目的だから、たとえ島に落下することはなくっても、計算上、海に落ちることがわかっていても、PAC3の射程内に入れば、迎撃行動をするだろう。射程内というのは、島の面積よりはるかに広い面積をカバーしているし、射程内に大都会があるならば配備の状況は、島と、思惑が違ってくる。 たぶん、pac3の配備は石垣島になるはず。 島嶼防衛には、住民の思惑と、軍の役割とが、かくのごとく乖離する、そこを埋めるのが駐留軍のフォローするところだが、かっての天皇赤子たちは、住民は決して赤子とは思っていなかったわけ。国体を守るのが軍隊で、住民を守ることが目的でない、なぜなら国体を守れば国民を守ったことになる、という論理。 いいかたを簡単に言いかえると、軍隊は、隊を守ることが国を守ること、それが国体擁護の論理で、いっぽうで住民を見殺しにできる理由になるかも、ね、と今朝は思ったわけ。なんせ、島嶼での「破壊命令」ですからね。海が広々としているところ。航行する船舶も、漁民も、みな気をつけようね。
by higatatsuo
| 2012-03-28 06:36
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