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朝5時00分 起床
気温華氏35.6度、摂氏2℃ 今朝は、昨年度から気になっていることが急に脳みそに浮上してきた。それは12月16日、衆議院議員選挙で自民党が圧勝したのをきっかけに、円安、株高に、振れたこと。急にとはいっても、急激に短時間で円安になったわけ。 これって大量に短時間で「円売り」を実施したわけでしょう。ふつうの投機筋ならそれだけの円売りはできないよ。しかし、じっさいは、すごかった。この間のことをマスコミの解説から見ると、こんな具合だった。つまり、 「積極的な金融緩和」と「2%の物価上昇目標」への期待だけで円安となっている。 これは、新政権をになうことが決まった安倍首相の発言をうけたもので、氏は、「日銀法をかえてでも景気対策で金融緩和を押し進め、2%物価目標を達成する」という姿勢が、反映したものとして、為替市場で、円安がすすんだ。トレンドで見ると、短期間で、急激な変動である。 いったい誰が、円売りをしたのだろう。この急激な円安を予測できた専門家はいたのか。銀行が円を放出したのか、投機筋か、たぶん、いずれもNO!である。だってかれらって取引トレンドの推移を予測しながらそれにしたがって時々刻々取引しているわけだから、大量に売りに出すことはしないだろう。考えると、そういう取引トレンドを見ないで、大量に円が放出できるところしか、実行できないわけで、ふつう考えたら、どこだろう? 日銀は、新首相の槍玉にあがっていることから、こんなに短期間で急激に為替介入できるはずはない。 いままでの経緯からいくと、ニポンが円安に誘導するときには、日銀が為替介入し、ドル買いを実施していたが、こんかいも、たぶん、ドル買いであることは間違いない。なぜなら、対ドル安だけでなく、対ユーロも安くなっている。日銀が介入しないで、これだけ大規模で急激な、円安誘導ができたわけで、どこにそんな資金があったのか。これがシロートには疑問であるわけ。これを「アベノミクス」マジックとだけの認識でいいのだろうか。 おいらは、もっと別な予測をしている。安倍氏の登場と政権交代を機会に、この政権の経済政策をとりこむ大きな動きの一つだと見ている。つまり一時的に円安、株高に誘導するれば、あとはあわてて投機筋がその後を波状的に追っかけてくるので景気の浮上感は高まっていく。この景気回復の錯覚・浮上感を醸成するのが目的なのではないか。とすると、なあ~んだ、おれが首相につけば景気回復なんて簡単じゃないか、デフレ脱却なんて、ちょろいもんだ、そういう中で今夏の参議院議員選挙 をむかえようというわけね。 しかし、それが本質ではないとおもう。問題は、アメリカの「財政の崖っぷち」の回避とともにニポンの円安、株高へ移行したということ、このこととならんで、つぎの山場が近づいている、ということ。つまりブラックボックスとなってわからないところはおいていて、これまでの例からいけばドル買いで円安となっていることは確かなので、アメリカの金融の動向が、もう一方の留意点となるのだということだろうとおもう。 FRBバーナンキ議長のミシガン大学での講演から、その部分をロイター通信から拾ってみると、 <米国は難局を脱していない> 「財政面で他にも極めて重大な分岐点が多数迫っており、難局を脱したと言える状況ではない」 「政府の財源、財政の崖をめぐる合意の一環で2カ月先送りされた自動的な歳出削減、悪名高い債務上限といった問題が今後浮上する」 つまり、2月末には、もういちどアメリカの崖ップチが再燃し、またまた円が大量に売りに出されなければ、円安はもとの円高に戻ってしまうという悪循環に入ってしまうことになのではないか。つまり、昨年の、12月のときの「売りすじ」に資金が枯渇していれば、今月は総裁人事にかこつけて日銀をなんとかしようという自民党政権の動きが加速するし、2%の物価目標の達成を日銀に押しつけて責任を転嫁するということになるのだろう。そして消費税の増税を導入確定して資金を円滑にしようという動きが加速する。 先に書いた、この政権の経済政策をとりこむ大きな動きの一つ、それが「ニポンを取り返す」という自民党新政権のテーゼなのだから、それが「何を意味するか」、そして、昨年、衆議院選挙前後に大量に円売り・ドル買いを実施したところ、その資金を拠出したのはどこか、ですね。 おいらは、そこに着目している。日銀はヘッジファンドではないから、それをヘッジファンドにしようという目論見がはじまっていると見たほうがいいのかも知れない。 なぜならFRBのバーナンキさんやけに楽観視しているんだよね。 <先行きを「慎重ながらも楽観」> 「私は景気の回復を望んでいる。労働市場の改善を望んでいる。財政政策への対応を望んでいる。明らかに困難な問題が多数存在する。ただ、物事は動いている。望ましいほど早いペースではないが、正しい方向に動いている。したがって、今後2─3年については慎重ながらも楽観している」 もしかして2015年のニポンの消費税導入を頼りにしているとか?(笑)
by higatatsuo
| 2013-01-12 07:05
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