朝5時00起床
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ぴんぽ~ん、大当たり、今朝のロイターによると、
「中国商務省は、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加の可能性について検討する方針を明らかに。」という報道が出ている。ちょぼちょぼの予想的中。
中国政府が、TPP参加の可能性をさぐる検討をはじめるのは時間の問題だった。ただ、社会組織(共産主義)とのかねあい、それが検討されるだろうし、なんせ非関税障壁の撤廃なんていう項目があるので、それとの兼ね合いがあるから、具体化するまでには時間がかかるだろうけど、もしかして、いっきに社会組織の再編成へとすすむ可能性もあるのではないかと思った。
なぜなら、社会の再編成は、なにも中国だけの話ではない、国民国家の社会組織も、大改編の憂き目に会うのだから、これは中国としても検討の範囲内のことだろう。
ロイターが「可能性について検討」すると報じているところがミソですね。
おいらの予測の根拠はないけれど(笑)、中国の市場経済は、すでに国際金融の参下にあること。先月それが浮上した。中国が、はじめて北朝鮮への銀行口座凍結に応じたのも、この事実を如実にあらわしているのではないか。「元」のさらなる切り上げは、これも中国経済の成長を促すには必須な試練なので、先進国から協調を求められることは明らか。国内的には、沿岸部と内陸部の格差は依然として縮まらず不満が鬱積してきているので、かつてのような超大国どうしの冷戦対立状況では、国際関係が成り立たないこと。
いろいろ、もろもろ、シロートが考えても、大きな流れは大河のごとく流れている。そういう中の伏流水の中でニポンが独自性を主張し続けられるか、たぶん、中国は、見ているのだろう。ところで夕方の国内ニュースをきくと、今回の中国のTPP交渉参加の可能性については、アメリカからの要請であると報じている。
もし参加要請そうなら、東アジアにおいてニポンは、もはや指導的な立場での協調ができない、アジアをまとめるに力量不足という判断がアメリカがわになされたのではないか。そう考えたとき問題の所在がシロートにも、はっきりして分かりやすいと思う。つまり、ニポンの政権与党の指導者は、かつての東西冷戦の思考方式、二項対立から抜けて出ていないということではないか。共産主義の脅威をあおって仮想的化する思考方法ですね。これからいまだ抜け出せない状況ということ。そのためソ連が崩壊して以降も、中国に対して冷戦の思考を向けたままなのだきっと。
東アジアを平和的にまとめて経済の再生と成長を促すリーダーとしてのニポンへの期待は大きく損なわれたというのがげんじょうではないかなあ。はて?どうなんだろう?