夕べから、今朝にかけての国会の動きをみていると、民主主義を悪用したうごきがあること、この動きがよくみえていますね。参議院議員有田芳生 氏のツイターから引用すると、
参議院本会議終了。特定秘密保護法案の強行採決への道は、この日本が「高度国防情報秘密国家」へと変質していくプロセスである。この堕落した与党の議員さえ想像すらできない国に進みつつある。かつての自民党ならこんな悪法を強行することはなかっただろう。政治の劣化ははなはだしい。
参議院本会議が休憩に。必要なき委員長解任は自民党、公明党の横暴だ。しかも自民党の討論は4人がほぼ同じ原稿の使い回しだった。こんな不誠実なやり口を恥ずかしいとは思わないことが恥ずかしい。特定秘密保護法案の強行採決をする体質あらわだ。常任委員長の投票の本会議は3時15分からはじまる。
秘密保護法案:公聴会場、一般人は入れず… ようやく開催場所が分かった。だが会場に入ろうとすると「何党ですか」「党の紹介がない人は入れません」と言われたという。またまたやらせの公聴会。政党関係者が集められたとの証言あり
民主主義を悪用して、ファシズムへ。選んだのは「国民だ」というのが悪用の論理。EMフォースターだっけか、万歳2分の1のシステムとか言ってたのは。それと映画「ヒトラー最後の12日間」だったかな、たしか、ヒットラーは、平然と「国民の自業自得(自己責任)」だとうそぶく。「(ドイツ)国民が地獄を味わうのは当然の義務。われわれを(選挙で合法的に)選んだのは国民なのだから、最後まで付き合ってもらうさ」
いよいよ、このニポンで、ふたたびアベノミークスという形で悪夢が出てくる。しかし、もうひとつここで考えておかなければならないことがある。公明党だ、同党が、なぜ、このアベノミークスに同調しているか、これは、創価学会が、戦前、弾圧をうけたことを無視している動きだろう。
ふつう、こういうファシズムが台頭してくるときは、宗教も同調する、しかし、いったんファシズム体制になると、つぎには、宗教弾圧がはじまるはず、しかし、ここが不思議。歴史の繰り返しを目の当たりにして創価学会、いや、公明党が音なしの構えで追認にまわっている。ここに、今回の大仕掛けがあるのではないだろうか。
つまり国立戒壇と、この動き。まったく話題にのぼらないけれど、アベノミークスの統一教会、創価学会、その他の宗派と。かりに官僚機構の中にこれらの信者がかなりの数紛れ込んでいるとしたら戦前からの大目標であった国立戒壇の構築にいくのではないか。システムがのっとられているところが、じつは民主主義を利用した悪夢の構築なのではないか。
いや正確には、天皇を利用した靖国の国立戒壇の構築。