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ある日突然「敵」が消え失せてしまった、そんな感じがしたのは「ちょぼちょぼ」だけだろうか。つまりホソカワの殿さまと小泉元首相の登場によって、「敵」が消えてしまった感じ。そしてまた、選挙後においても、「敵」が消えてしまった感じがする。消失感といったほうが正しいのかもしれないが、やはり「敵」が消えてしまったような気がするのである。
東京都知事選挙の開票結果をうけて、小泉元総理大臣は、こんなコメントを出している。(写真)「写真は僕が記者さんに配布した都知事選の結果についての自筆のコメント。慣れないツイッターを続けることができたのは皆さんの励ましやスタッフの協力のおかげ。本当に有難う。皆さんのご健勝を祈りつつ、これでツイッターを閉じさせていただきます」として、ツイターを閉鎖しました。 そして、10日、横須賀の自宅へ帰ったとき、玄関口で記者の質問に応えています。 「もう外に向かって選挙戦をやることはない」、「今回のように選挙で脱原発候補の応援弁士を務めることはない」と明言した、という。 一瞬に、何かが消えた気がする。3.11だろうか。 この消失感、それが今回の東京都知事選挙がもたらした効果だったのではないか。 たしかに、半分のなにかが消えたと思う。事実としては、反原発票が二分されたということ。けっかにいたる動議つけを、半年前からたちもどって検証する必要があるのかもしれない。「後だしじゃんけん考」として。 東京都知事選の投開票から一夜明けた10日、元首相の細川護熙氏(76)と二人三脚で戦った小泉純一郎元首相(72)が「もう選挙戦はやらない」と終戦を宣言した。開票結果は同日未明に確定し、細川氏は次点どころか、3位だった。 小泉氏は神奈川県横須賀市の自宅前で報道各社の取材に応じ「残念な結果だけど、原発ゼロの国造りは大事だから、これからも続けていきますよ」と吹っ切れたような表情で話した。今後のことは「ゆっくり考える」としたが、講演活動などを続け、脱原発を訴えていく意向。ただ、「もう外に向かって選挙戦をやることはない」とし、今回のように選挙で脱原発候補の応援弁士を務めることはないと明言した。 資料Ⅱ:瀬戸内晴美さん 週刊朝日 2014年2月21日号 脱原発の是非を問うた今回の東京都知事選挙(2月9日投開票)を、作家の瀬戸内寂聴氏は歴史の一ページとなるだろうという。 * * * 私は今回の都知事選で細川さんを応援し、何度もご一緒に街頭演説をしました。以前から政治には関わらないと心に決めていましたが、「今の政治の現状に、やむにやまれぬ気持ちで出馬した」という細川さんの情念に、感動したからです。 細川さんとは会ったことがなかったんですが、一緒に演説して回って、素敵な方だとわかりました。品が良くて、他の候補者みたいに、大きな声で「私に投票してください」とか、ガチャガチャ言わない。小泉さんもそうですが、原発問題のことだけを話すから、選挙の演説というより、何か、学者さんの講演を聞いているような感じでした。 でも、二人とも、とても真っ当なことを訴えていました。人間が自分の過ちを認めるのは難しいことですが、「今回の選挙は、首相時代に原発は良いものだと思って推進したことへのお詫びだ」と、はっきり言っていた。勇気のあることだと思います。不思議なのは、演説をして回っている間に、お二人がどんどん若返ってきたことです。最初にお会いしたときは正直、「ちょっと老けたな」と思ったんですが、見た目も元気になって、声にも張りが出てきた。たくさんの聴衆が一生懸命話を聞くものだから、そのエネルギーが二人に伝わったんですね。街頭演説には本当にたくさんの人が集まってくれました。 ちょっと残念だったのは、年配の方が多く、若い人が少なかったこと。日本の将来についての話ですから、私は若い人たちにこそ話を聞いてほしかった。中にはインターネットを通して演説を見た人もいらっしゃるでしょうが、若い人には政治に興味はあっても選挙には行かない、という人が多いとも聞きます。これからは、なんとかそういう人たちを集めていかないといけませんね。 安倍政権は憲法を変えようとしたり、特定秘密保護法を作ったりと、戦争をしたいとしか思えない。原発再稼働なんて、とんでもないことです。今回の都知事選は、そういう国の政治の方向を変える力を持つ選挙でした。たとえ負けても、安倍さんの考えていることに反対の人がこれだけ大勢いると示すことができたし、それは歴史にも残る。それに細川さんや小泉さんの訴えたことは、聞いてくれた人たちの心にずっと残っていくはずです。だから、私は後悔していません。本当に、二人を応援して良かったと思っています。
by higatatsuo
| 2014-02-13 05:42
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