能登 恵美子
1961年3月29日能登帝雄、貞子の長女として東京都豊島区に生まれる。1963年2月13日妹・明美誕生。練馬区立中村小学校・中村中学校を経て、1979年豊南高等学校卒業。卒業後は、アルバイトをしながらギター教室に通う。1980年4月高田馬場にあった日本児童文化専門学院第一期生として入学。1983年3月卒業。いくつかの出版関係のアルバイトをへて、1985年皓星社入社。『海人全集』(1993年)『ハンセン病文学全集』(2002年~2010年)などの編集。
おいらが知り合ったのは、海人全集をまとめていたころ。詩人の村松武司氏を介して。藤巻さんと飲んで騒いで歌って、そのあと、能登さんから、いろいろ、ハンセン氏病の文学を聞いた。「ひがさん、書こうね」って別れた記憶がある。手紙のやり取りもしたはず。
ああ~、あの能登さんが。まだ49歳だって。しかも、4年も経っている。村松さんに先立たれ、金泰生さんに、丹代さんに、阿部岩夫さんに、針生一郎さんに、ああ~、だ。