資料引用:ニュース
見出し:政府の訴訟
おきなわの庶民の間には、モーイ親方の伝説というのがある。笑い話、愚か者話が多い。
もういい親方は一昨日、官房長官から告訴の通知を受け、本人は訴状を精査して対応するときのう応えていた。先週おわった選挙の結果を受けての政権のうごきだった。
選挙がおわったら、という政治姿勢だった。この参議院選挙で、沖縄北方領土の担当大臣が落選した。沖縄選挙区の大臣だった。ついでにいうと、福島選出の大臣も、今回の選挙で落選している。つまり、政権与党にとって二人の現職大臣が落選したのが今回の選挙区での大事件だった。
いうまでもなく、福島は、原発事故への対応がつづいている。
おきなわは、辺野古への普天間海兵隊基地の移転、高江のヘリパット、女性殺害事件と続いている。
政権の大きな課題が突きつけられている地域でのことだ。
いくら2/3憲法改正の発案が可能な議席をとっても、この二人の大臣の落選は、大きな失態である。いや、失点である。喜ぶに喜べない、浮かれているわけにいかない状態である、なので、政権与党として報復を考える、しっぺがえしで沖縄にも、福島にも、対応する(政権の幼稚さはここにある)。福島へは帰還困難地域の指定を早々に行い、解除し、この地域から非難している人への支援金をストップする、おきなわへは、裁判でスラップ訴訟を仕掛ける、そんな悪辣な具合だ。(これは政治ではない)
端的に言おう。
英語で言うと、strategic lawsuit against public participation、(威圧訴訟、恫喝 訴訟)をやるわけだ。こうした政権には、笑い話や愚か者話が、庶民からは投げかけられる。
そこで、「もういいよ」という伝説を上げておこう。南島説話だ。オナガチジは、ゲンダイの、もういいよ親方となるだろう。対応が楽しみだ。