資料引用:某有名翻訳家堀茂樹ついたー
見出し:手品と欺瞞と嘘と
「安倍さんの最近の改憲案の「手品」を、小沢一郎氏が指摘した。2015年の安保関連法で海外派兵が認められた結果、「現実的には憲法9条は骨抜きにされてしまっている」、従って、9条の1項と2項を残して3項で自衛隊を認めるのは、「安保関連法を廃棄にしないと、論理的に辻褄が合わない」。然り!」
以下、引用
④安倍首相の改憲案は国民に対して、9条の1、2項はそのままにして平和憲法を守るのだというイメージを植え付けつつ、一方で災害などでも活躍している自衛隊の存在をこの辺で認めたっていいじゃないか、と国民の情緒に訴えかけようとしている。
⑤しかし、これは論理的にも辻褄が合わない紛い物だ。安倍内閣はすでに閣議決定で集団的自衛権の行使を認め、海外派兵することができる安保関連法を制定している。すなわち、現実的には憲法9条は骨抜きにされてしまっているのだ。
⑥その憲法9条を守るというポーズだけをとり、自衛隊の存在を憲法に明記するというのは正に欺瞞であり国民の眼をごまかすものだ。9条1、2項を残しながら自衛隊の存在を明文化するなら、改めて国権の発動たる武力の行使は行わない、という専守防衛の考えを明確にする必要がある
⑦つまり、安保関連法を廃棄にしないと、論理的に辻褄が合わない。こうした矛盾をそのままにして、安倍首相独特の言葉遊びで国民をだますようにして、とにかく何でもいいから憲法を改正したい。それが安倍首相の憲法に対する姿勢なのだ。
そうか、がっかり、ゆきわたる国の内実だ、