朝5時00分起床
気温華氏66度、18℃、とうとう風邪ひきましたね。ここ数年、まったく病気と無縁でしたが、水洟垂れ、青洟かみっぱなし。喉の痛みは塩水のうがいがきいて異常なし。鼻腔とのどの痰を洗い出すとずいぶん症状が軽くなります。
そんなわけで昨日の昼まで、布団の中でウダウダしながら、「脳と仮想」の読書。前世紀以前にもどったような中味でした。読み終えてブレヒトの<言葉の身振り>について、また、思い出しちゃった、ので、エスリンへ手が伸びる。顔の表情、筋肉のうごき、それが精神状況を映しだすというのは、ははん、と思い出す節がありました。
政治家の麻生さんの口の歪みがだんだんひどくなっていくことと、大臣就任とは、なにか因果関係があるのだろうか。内面の状況が表情をつくる筋肉や呼吸や神経に強く影響するということですかね。そういうことを思い出したら、茂木健一郎氏の言う、「クォリアの質感」とは、その顔の表情のことだ、自分では分からないが、他者の目にはしっかりと映る、そういうものをいうのではないかなあ。・・・などと、よこしまなことを考えてしまいました。きっと風邪の菌に、久しぶりに悪夢を見せられて、うなされていたのかもしれません。