朝5時00分 起床
気温華氏65度、18℃、曇り、小雨、一日中変わらず、この気温だそうです。東京湾は、小雨の中、航行する船舶は見えません。クレーン船がかすかに。最近、はじめたこと、駅前からわが家までの、なだらかな旧道を後ろ向きに歩く運動をしています。坂道を後ろ向きに歩いていくと大腿筋がパンパンに張ります。弱った足腰の強化ですね。帰宅時、毎日、狭い旧道を変なヤツがうしろ向きに変な歩行しているということで、外灯が点いたり、近くの家の人がクビをかしげてみています。「どうしたんですか?」と聞くので、「この運動はきついんですよ」と応えたりしていますが、このごろは、「いや~、人生、うしろむきに生きてるんですよ」と冗談をかまします。すると、ほっほっほっほと、高笑いしてくれますね。
そんなわけで、わが人生後ろ向き歩行であっても、停滞した思考ではダメですね。自分が変わらないこと変化しないこと現状維持で、ものごとを考えちゃ、やっぱダメっすよ。日本の少子化問題だって、税金が減収するとか、年金が維持できないとか、国力が減退するとか、そんな風に考えていますが、税金は減収に見合ったように無駄な歳出をカットすればいいし、年金のありかただって現行のシステムを変えればいいし、人口に見合った防衛力でいいわけで、なにもかも現状維持しようとするから悲観的なことになります。
税金の<減収は、増税>で、年金は<受給額を減らす>、国力減退は<移民の流入>でとか、そういう変なロジックになりますね。このロジックを使っているのは、自分の生活レベルは変わらないということが前提なんですよ。80兆円の予算ならいつまでも80兆円に固執することなく歳出削減すればいいし、1億2千万人の年金福祉の現状なら、将来、9千万人の年金福祉政策があってもいいし、それに見合った制度改革すればよい。じっさい、北欧などでは、4~5千万人の国が高度な年金福祉政策やっているわけでしょう。ほかの国ができて、なぜ、日本ができないか。
そういう制度システムも、どんどん人口動向にむけて変化すればいいと思うし、ましてや国家予算が年々何%増で行かなければならないという<売り上げ>みたいな考え方をする必要はないと思いますね。歳出を見直し無駄を省き、小さなシステムにすればいいだけの話ですよね。それによって国家防衛力が落ちるとか、国力が落ちるというのなら、2千万の国家は国力がないか、6千万の国は国力がないか、2億人の国力はどうか、適正な規模はどれくらいかなどと<変なロジック>になるのと同じことが空疎に論じられることになります。