朝5時00分 起床
気温華氏49度、9℃、北風びゅーびゅー、寒い、従業員は、きょうから防寒着ですね。高齢者の多い職場なので、健康には要注意です。今朝のテレビを見ますと、インフルエンザをめぐるニュースが、なんだか変ですね。
政府が、新型インフルエンザに対応して、<タミフル>という新薬のワクチンを大量備蓄するというのに対して、医学会からは、副作用をめぐる<脅威論>が出されているようですね。報道では、この薬を飲むと異常行動が起こり、これまで、トラックへの飛び込み行動、高所からの飛び降り行動など、自殺か薬害かわからない死者が出ているようです。
じっさい、<タミフル>の効能書きにも、副作用の欄に、薬害による異常行動が起こると記載されているようですね。
これに対し、厚生省は、<鳥インフルエンザ>の変異による人間への感染が危惧され、6000万人の死者が出ることも予想している、と<大パニック>を危惧しているといいます。
1億2千万人の半分が、死ぬインフルエンザ、それに有効なワクチンが<タミフル>なので、これを備蓄する計画なんですね。罹った患者には、さまざまな<命令>を出して、行動規制し、隔離し、避難命令などが出せる、というニュースでした。
まあ、これを聞いて、わたし、目を真ん丸くしましたね。まるで国民総出の<戦時訓練>みたいじゃありませんか。国民の半分が死ぬ、という最悪予測も、なんか、<核ミサイル攻撃>みたいではありませんか。
それでなんか変だ、と、ピンピン響いてくるので、<タミフル>を検索。65歳以上というキーワードが出てきました。新型ウイルスは、体力や免疫力低下したシルバー世代を狙い打ちするのでしょうかね。高齢化社会を<大パニック>に陥れると厚生省は見ているのでしょうか。
保険の効かない薬のようですが、大きな社会不安の一つではありますね。なにが社会不安を醸成するかといいますと、<鳥インフルエンザ>にかかったニワトリの大量処分が目に焼きついていますし、その処分で日本有数の養鶏会社が倒産し、経営者が自殺するなど、大きな悲劇がありました。そのウイルスが、変異して、人間にも罹るとなれば、ニワトリ同様、人間の大量死と結びつくではありませんか。ジェノサイドの「記憶がまざまざとよみがえってきます。
こういう不安な状態の中では、政府の国民コントロールが、とても有効なことだろうと思いますね。科学と政治の暗黙の格闘があると見るのは、邪険にすぎるでありましょうかね。BSE問題で、牛の全頭検査を主張する科学者と、アメリカの圧力に屈した政治との暗闘に、どこか似ている気がします。国民総動員令の訓練を、まざまざと想起してしまいましたね。
医学会からの、副作用<危惧>の声は、根拠のあることなんでしょうが。