朝5時00分 起床
午前3時起床、薄暗い中、足を伸ばして安房口神社まで散歩にむかうも、途中、引返す。暗い時間に行っても、境内がよく見えないだろうと思ったしだい。この神社は、相当古い神社らしくヤマトタケルの東征のルートに位置するにもかかわらず、官社統制から忘れられた社のようです。系列化されずにひっそりと佇む感じ。
いつもこの社の前を通過しているのですが、通るたびに<ぶるぶる>っとする感じがするので印象に残っています。ものの本にも、<霊気>が強いとありました。小説にあるような第六感界があるのかどうか知りませんが、毎日の即物的な生活に潤いが欠けるのは、こうした<感性>が衰退しているからかも知れません。
沖縄風にいいかえるなら、森の霊や海の霊を身体に取り込むには、山の動物や植物、海の魚や海草など、それらを食べるほかありません。自然界に湧き立っている<霊>をとりこんで人間の<さち>に具現化する、<さち>のうけわたしの感性に、命の基礎が成り立っている、それを忘れているのが即物的な生活ですからね。神話に出てくる海幸彦、山幸彦とは、そういう象徴性をおびたキャラなんですね。
今朝の散歩で目指した、この安房口神社は、安産の神様らしく、身体は、石だそうです。穴のあいた石。生命を生み出す石の神体というので、原初的な古い神様のようです。ことしは、まだ、初詣などしていませんので、思い出して、朝の散歩に選んだのですが。
帰宅して、二度寝、8時半、起床、家人が、買い物行きたいというので、COSTCOまでアッシイ君をする。るん、るん、の日曜日です。近いうち、安房口神社へは、かならず出かけよう。