朝5時00分 起床
気温華氏39度、3℃、房総半島にあがる朝日が、真紅、じつに大きかったですね。でかく見えるのは空気中の湿気による屈折のいたずらのようですが、ちょっと感動ものでした。夕べの満月といい、空が澄み切って、星も鮮やかでした。1960年代の公害とよばれた煤煙スモッグの上空からは隔世の感がありますね。
きっと、中国の工業地帯などでは、黒鉛、もくもく、太陽も見えないくらい、空がきたないだろうと予測されます。ニポン国に降らす酸性雨のもとは、季節風にのった中国のスモッグが原因だそうです。ニポン国の環境技術をうまく取り入れて欲しいものですね。
しかし、首脳会談もままならない両国のカンケー、<民間レベルの交流は活発です>とよそ事みたいな答弁をする、自らのやるべき仕事を遂行できない首脳がニポン国にいるかぎり、なかなか大局的な環境問題の協力も、うまくいかないでしょうね。
ところで、イラク・サマワに派遣されている自衛隊、いま何を<人道支援>しているんでしょうか。給水車で、市内を走り回ってまだ支援しているんでしょうか。たしか去年、サマワの上水設備が修繕できて、自衛隊の役割・任務はすでに終了しているんではないでしょうか。あるいは道路補修、橋梁補修など、土木工事にいそしんでいるのでしょうか。さらに、あるいは医療支援にいそしんでいるのでしょうか。
最近は、ほとんど活躍のニュースが伝わってきませんね。どーしちゃったんでしょう。
復興事業としての<人道支援>だというのに、政府が、国民に広報しないというのが、不思議です。ニポン国のマスコミも取材していないのでしょうかね。それでBBCやCNNなど、見ますと、まあ、なんと、サマワをふくむイギリス軍の撤退が報道されているではありませんか。これまで外国軍の警備する中で<人道支援>を行っていましたが、その人道支援もほとんど終了し、ベース引きこもり状態の中、イギリス軍とともに、どうするんでしょうね。
ほんとは、いろんな意味で、ここが注目しどころなんですがね。思考と政策の分かれ目に直面している選択の場面でしょ。野党の責任を果たす機会でもありますが。