朝5時00分 起床
気温華氏42度、6℃、小雨の中、出勤、東京湾は、モヤの中、世界は、真っ白です。3月末めどに審議官級日米協議が始まりますね。主に沖縄の普天間基地移転問題が話し合われるとのニュースがありました。
地元合意を3月末までにとりつけ、協議を<加速>すると報道されていますが、マスコミのこの言葉の使い方なんかへんですね。<ことばにチカラを>ってんで、そんな使い方しているんでしょうか。(笑い)
日本語の使い方として<加速>ってなんですかね。ふつうは、<つめる>という言い方で合意形成するのですが、審議官級協議で日米の合意形成を<加速>するということでは、なんか、よく意味がわかりませんね。だって、まだまだ地元協議がすんでいないし、加速しようもない。では、地元合意の形成を加速し、日米協議も加速するでは、なんで、そんなに急いでいるの?という疑問が出てくる。
なにか、きっと国民に隠していることがあって、急いでいるとしか思えない。
それとも、アメリカから3月末をメドに、何とかしろ、と期限指定されているのだとしたら、政府は、日本の国防問題の<主体的な判断>とはほど遠いことやっていることになります。この主体的な判断というのは、小泉首相が、サマワの自衛隊撤退に関する判断を<主体的に判断>するとコメントしたものによるのですが、どこに主体の判断があるのか、日本語として疑わしい。・・・<加速>というようなマスコミの言葉の使い方を、どうもへそ曲がりの人間がきくと、なにを血迷っているんだと思いますね。日本語として耳慣れないし、狭いニッポン、そんなにいそいでどこへ行く。暴走状態・・・ちゃんと運転でできてんかよ、という感じになります。
協議を<加速>なんて、そぐわない使い方だと今朝は、感じてしまいました。じっくり、ゆっくり形成するんもんが<協議>じゃないでしょうか。