朝5時00分 起床
気温華氏61度、15℃、くもり空、東京湾は、朝もやが濃いですね。船舶は、見えません。沿岸で漁をする、いつもの漁船も、みえませんね。波は静か、風はなし、空気はひんやり。しのぎやすいです。
さて、ずーっと、頭の片隅によどんでいるのは、ブンガクとはなにか、ということです。こころの奥底をさぐるコトなのでしょうが、それが感動をともなって、どうやって表現できるか、これだけ世界が流動的で多様的だと、なにが本質なのか、なかなか見えませんね。ただ、いえることは価値観の固定化、決め付けたものの見方、現象に追従しないこと、そういう一歩はなれたものの見方の中に、なにかあるのかもしれません。
犯罪の多さ、事件の多様性、社会システムの複雑さ、何一つとっても個人の理解を超えた世界が広がっています。そういう中で人命の軽さが、競争の渦の中で、だんだん軽くなっていくような感じです。逆説的にいうと、ジャングルの野生の中へ放り出された感じ。たぶん、膨れ上がった欲望の森だから、そこを闊歩するのは野生の思考に近い。
しかし、繁茂する植物の薬草も、食料になる木の実も、地べたに生える毒草の違いさえ、われわれには分からない。違うルールをわれわれは学んできてしまった。人間に必要なこのルールがなんなのか。命をうごかす自律的なルールはほかにないのだろうか。