朝5時00分 起床
気温華氏36度、2℃、わぁー。今朝の朝日、真紅の花でしたね。火炎のいろを青空に染めて、まるで極楽浄土の景色(・・・見てきたようなウソですね)ここに極まれリという風景でした。夜明け前の青白い満月も、夜空に光って、冷え冷えと鋭い霊光を放っていましたね。雪をかぶった富士山が見えていましたね。
今朝は、美しいニポン国の永田町ムラ社会が、騒いでいますね。
夕べ党規委員会というのがあって、そこでなにやら村八分罪人の名誉回復復党裁きがあったようです。
村八分で追われた村人が、自民党ムラに復帰することが許されたもようですね。
かつて、ムラの総意にけつまくって反対した人々で、刺客まで放たれた人々なのに、なにごともなかったごとく、「イヤー、反対したわけでなく」と、ひょこひょこ、顔出し、「おかえりなさい」なんちゃって言われているようですね。
まあ、お帰りなさいと迎える「おぼっちゃま」のほうも厚顔無恥、かつては改革の足を引っ張る守旧派と名指した総領のもとで、刺客まで放って追い出したときの右腕、官房長官だったのですから、この人。何事もなかったかのように、へらへら、美しい村づくりに、いい仕事してください、とのたまっています。
しかし、刺客まで、放たれ、村八分の刑に処されたのに、臆面もなく、悪うございましたと、自分の意見をとりさげるようじゃ、ほんと、毀誉豹変ですね、これがニポン的美徳の発露でしょうかね。この調子で教育基本法も改正されて、教育され、立派な日本男児が誕生する、ほんと、すばらしい誤解ですよね。しかも、かつて刺客になってムラのために働いて一命を投じた女刺客には、厳しい見せしめの刑を処すようです。
むかしからの女の、悲しい性ですよね。
あるときは九の一に利用して持ち上げ、フェミニズムを装い、あるときは男女共同参画を利用して、女の性をまつりあげ、あるときは、意趣返しに身を投じた女を、見せしめの刑に処すという美しい村の男尊女卑の美風をつかっていく。
まあ、そんなことさせている有権者、いやモトイ、村人が馬と鹿を追うからなんですが。永田町ムラの馬の肥やしと、鹿の角つきは、まだまだ、ニポン国の守旧派のもとであるらしい。なんだか宮沢賢治の気分になっちゃうな。