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朝5時00分 起床
気温華氏46度、6℃、くもり。通勤車のところへ行ったら屋根に雨粒のあとがパラパラ、そうか、きょうは荒れ模様の天気になる一日になりそうだな、と、気合がはいってスタートしました。ひさしぶりのお湿りにからだの細胞が生き返ったような感じ。(笑い)水を得た細胞!!! 魚類であったころが蘇ったような感じです。 そういえば受精してから細胞分裂がはじまって人になるまで、赤ちゃんは、進化の全過程を経験して生まれてくるそうじゃないですか。しかも死に瀕する最後の肉体の危機を通過して誕生してくるそうじゃないですか。女性の産む苦しみもあれば、生まれてくる赤ちゃんの苦痛もある、それをへて、この世界に誕生する。生まれてきた赤ちゃんは、この世の空気を肺で、呼吸し始めたとたんに、ふたたび死に向かって、あの生まれてくるときの苦痛の経験にむかって歩み始めて行く。肉体を動かす自律神経は受精の瞬間からそれが止るまで動く。たぶん、脳は、視神経、聴覚神経、味覚神経、臭覚神経、触覚神経が機能しなくなったとき、ただのマザーボードになってしまう。それでも自律神経がうごいているかぎり誕生前の赤ちゃんと同じだ。違いがあるとすれば、それは時間だ。細胞分裂していく時間か、朽ちて消滅していく時間か、の違いだ。 それも消滅と考えるか、他のものに変化していくか、たとえば窒素・リンに変わっただけ、と、考えるか、いずれにしても自律神経がその役割を終えたとき、肉体の終焉を迎えるのかも知れませんね。人間であることの終わりの設定は、どの民族も、たぶん、これを限りとしてはいないだろう。楽園とか、天国とか;浄土とか、そういう神さまの住む領域が開けるというのが面白い。仏教では涅槃に入るというそうですが。 今朝は何がいいたいかといいますと、死刑について。そして時効について。法律で、これを設定するということは、どういうことかということです。イラクのフセイン元大統領は、人道の罪で処刑となりました。清瀬市の旭が丘交番のおまわりさん殺害事件では、時効が成立しました。なにがいいたいかと申しますと、死刑と時効との、この差はなんに由来するのだろうかと思ったわけです。死を向かえる立場と、死を与えて死から逃げる立場では、罪に対して矛盾しているのではないか。罪の軽重でなく、度量にすり替わっているのではないか。たとえば一人殺したら無期懲役、複数では死刑というように。<裁く>ことの内実が数量化され、さらに金銭に置き換わっていく実体があって、裁判が<仕返しの場>と、<行為の計量化>の場に変質していく方向にあるのではないか。つまり昔の代官所のお裁きに。命の寸断によって時間をとめることと、生き延びる時間がクリヤーされることとは「産む機械」の発想ですね。 逆説的には、殺す機械と対称になる。命の宝の光沢がますます色あせていく。 窓の外は、春の嵐みたいな強風です。
by higatatsuo
| 2007-02-14 07:07
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