朝5時00分 起床
気温華氏67度、19℃、う~ん、ドイツでサミットが開かれているんですね。テーマは地球温暖化の環境問題だそうですが、あっちこっちの新聞を読んでいますと、裏テーマがありそうですね。NATO軍とアメリカ、ポーランドへのミサイル配備と、ロシアの防衛システム。
このミサイル配備と防衛システムをめぐる問題ですね。
今年に入って沖縄の嘉手納基地や、埼玉県の入間基地に配備された、あの迎撃ミサイルが、ヨーロッパにも配備されるということで、ロシアが猛反発していますね。外国メデイアの論評を探しますと、どうやら表にはあらわれていないけれど(デモ参加者が何で多いか趣旨がニポンでは報道されない)、軍拡競争の時代に入りつつあるような気配です。核拡散防止条約とか。大陸間長距離ミサイルの削減問題とか、そういうのが無効になりそうなくらい、水面下では、開発競争が激しく進んでいるようですね。
こういう競争原理が、何に由来するか、
・・・・やっぱ、経済のながれですよね。いや、それは推進力であって、きっかけとなった原因は、ほかにある、と、みた。それは湾岸戦争。戦争の仕方が大きく変わったこと。アメリカ型の装備に自国の軍備の立ち遅れを各国が自覚させられたこと、ではないか。そして宇宙衛星の軍事使用に脅威を増徴させたのではないか。GPSとか、APSとか、アメリカの軍事衛星をつかった通信網がいつアメリカによって使用禁止されるかわからない状況にあるという危機感からEUは、自国の衛星システムの構築を公表しているし、中国は、宇宙衛星の攻撃を可能にする実験をすでに成功させていますね。そういう<地球環境問題>が裏テーマのようです。
まあ、アメリカとすれば、日本への迎撃ミサイルの配備につづいて、ヨーロッパにも配備して、自国の軍事システム網が、地球を覆っているという安心を得たいわけです。しかし、このシステムは、初期の開戦時の攻撃には有効でしょうが、アフガニスタンや、イラクや、また、ベトナムのようなゲリラ戦には、あまり有効ではないけれど、装備の近代化と、今日の科学技術が一体化しているので、<発展する権利>があるわけ。
(笑い)つまり、ニポンの提案する二酸化炭素の削減で、アメリカがもっとも得意とするはずの数値目標の設定による問題クリアーに、もっとも難色なのは、この<発展する権利>にあるわけよ。(ん、ロジックが混食しはじめたぞ、笑い)、温暖化による地球滅亡より、軍備競争による将来の滅亡がいいってわけさ。だから多くの考える若者がサミット反対に集結してる。