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朝5時00分起床
気温華氏67度、17℃、きり、ちょっと肌寒む。陽が高くなるにしたがってキリは深くなっていきましたね。視界600メートルくらいの濃霧で、午前十時ごろ、東京湾では船の汽笛がボーボー鳴っていました。職場の前の猿島が、真っ白に隠れてしまいました。水面は、べた凪で、ことし初の赤潮が発生していました。やっぱ水温が高くなると富栄養な海水は、酸素要求量が高くなるんですね。 さて、昨日から、考えていることは、もちろん、年金の政治的問題のことですが、視点を変えて、「ちょぼちょぼ」は、これだけ制度不安を起こしている年金問題なのに、なぜ国民が怒らないのか、また、なぜ暴動が起こらないのか、その不思議な現象について、面白いと思って見ています。怒りを忘れたカナリア、いや、違った、歌を忘れたカナリアのように、国民は自分たちの主権を高らかに歌い示さないんですね。なぜ、だろう。 けれど、現実は、各地の社会保険事務所に人々が殺到しているという報道です。各地の社会保険事務所では、臨時相談窓口の開設や、土日返上で、対応に当たっているという話ですね。したがって、 人々の行動は、 ・自分の年金記録の確認に動いているだけ ただ、それだけのようです。抗議活動やデモが組織されているということは、いまのところ聞きませんね。おそらく、これだけ制度崩壊寸前のことが発生しても、国民が<おちついて>議論の行方を見守っているということは、自民党だけ批判してもラチがあかない、政治家全体で早急に対応策を議論したほうがいい、と、いう、そういう人々の判断なのかもしれませんね。 しかし、よくよく、考えてみれば、社会保険を運用したり、事務管理したりしている人々は、公務員共済年金に入っている人々で、その運用の経費や厚生費や事業費は、すべて国民が納めた保険料から使われ、その結果、制度がガタガタであるわけだから、これが何に由来するかですよね。たぶん、これは戦前の戦時体制と遠からず、意識の上で親縁があるのではないか。 この制度に携わる当事者意識が、戦前と戦後とでは、戦争をはさんで変わらねばならなかったことが、そのまま放置されていたのではないか。 そして戦前のまま、戦前の意識のままで、<保険>という意識がすっぽり抜け落ちていた。<国民の保険>というのは当初からないわけだよ。なぜなら自分たちは、共済年金で国家予算の中に組み込まれているから別なわけ。 とすると、この社会保険という集金方法は、なんだったか、ということになる。 つまり、社会保険制度は、税金とは別に国民の金を集める方法で、税金とは別に、使えるお金として、この制度が機能していたのではないか。役人や政治家の頭の中では、一般予算と同様、使うことに目的が一元化されていて、国民のささやかな老後の、生活資金であるという大命題は二義的なことで、というか、付随的なことだったんじゃない? だってさ、もし、戦前なら、たとえばこの保険制度で集まる金なら、戦争につかえるお金であったりしたわけ。戦後はグリーンピアであるわけ。 つまり社会保険という名の事業予算。一般会計とは違う、特別会計の自由なお金。 こういう性質と意識のお金であることが戦後も役人の意識の中に続いていて、菅直人さんが大臣になったとき、ばらばらに徴集されていたお金を、基礎年金に一元化したから、これまでのいい加減な事務処理が出てきた。 う~ん、まさに、大局的には見事なくらいの戦後レジュームの崩壊だよね。自民党の崩壊の音だね、このくずれる制度崩壊の音は。
by higatatsuo
| 2007-06-12 07:05
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