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朝5時00分 起床
気温華氏32度、1℃、沖縄の海兵隊員の少女暴行事件や、酔っぱらい、泥酔海兵隊員による住宅不法侵入、タクシー強盗など、不祥事のつづく米軍ですが、きのう、<反省の日>ということで、外出禁止令が出ましたね。 夜のニュースでは、基地の中から公務以外出ることなく、<自宅謹慎>というような意味あいで、まるで厳罰的なイメージで報道されていました。 しかも、無期限だなんて、強調してアナウンスするから。(笑い)ほんとに笑っちゃった。今朝になると、<反省の日>が、「反省の期間」ということにいい変わっていました。(笑い) それ聞いて、ほんとにイヤな記憶がよみがえりました。 ほんの35年前、沖縄の施政権が、まだ、アメリカにあったころの記憶です。 米軍による、こういう<外出禁止令>には、当時、二重の意味がありました。 表向き、危険防止とか、綱紀粛正とか、反省とか、懲罰制裁とか、軍の内部に対する理由づけでしたが、沖縄においては、逆に、住民に対する<制裁>的な意味あいもありましたね。 どういうことかと言いますと、沖縄の経済は、基地経済でして、それぞれのキャンプ地に依存した、商売を、住民は行っていました。具体的には、アメリカ兵が飲食で立ち寄ってもいい、という軍許可証を入り口にかかげた<Aサイン>バーなどがあったわけですが、そういう許可された飲み屋街を中心に、繁華街を形成して、基地依存型経済をつくっていたのですね。 米軍基地というのは、なんせ巨大ですから、雇用も依存しているし、黙認耕作地ということで生産活動も、物流活動も基地に依存しているところが大でした。島の住民は、基地の中に暮らしているのか、外で暮らしているのかわからないくらい密着した経済活動の中に居ましたね。 全面的に基地に依存した<いびつな暮らし>であったわけです。 つまり、米軍人の不祥事によって、住民が激しく抗議活動すると、米軍は、すぐに<外出禁止令>を出して、じわりじわり、基地から流れていく<金>をストップしていくわけです。バルブを締められて水がなく、洗濯も掃除も、トイレも流せない状態と同じで、なにもできなくなっていくわけですよ。経済が麻痺してストップしてしまうわけ。これって、政府から補助金をとめられた市町村長の事業みたいな状態でしょ、今で言うと。(笑い) しかし、市町村長よりも、住民の生活が直接的に脅かされてしまう状態になりましたから、もっともっと悲惨な状態にありましたね。 バルブを長期に締められてしまうと、住民同士、隣近所同士、家族同士が<いがみあう>ということが起きてしまう、つまり<住民が割れる>結果になります。 米軍による<無期限>の外出禁止の発令は、当時の沖縄の人にとっては死活問題でしたし、原因が明確にわかっていることですから、怒りの大きな矛先は、ひとつ、でした。原因がはっきりしているだけに、忍耐強く、粘り強く、米軍に接してきたことはたしかのようです。<いびつな基地経済>からは、誰しもが、脱皮したい、という保守・革新問わず共通の<解決すべき悲願>となっていましたから、現在も、それが続いているだけ。 つまり整理すると、 ・国防問題であること、以前に、解決すべき課題があるということ ・国防問題であること、以前に、解決すべき外交関係の再構築があるということ 「ちょぼちょぼ」みたいな記憶が呼び起こされる背景からは、この2点が見えてくる。(笑い)・・つまり沖縄問題は、イデオロギー問題ではないと思うわけ。基地問題は、人権問題であるということです。
by higatatsuo
| 2008-02-21 08:21
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