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朝5時00分 起床
気温華氏40度、4℃ 先日、沖縄でおきた海兵隊員による少女暴行被疑事件で、14歳の少女が「告訴取り下げ」たそうですね。それで、加害者の米兵が不起訴となり、釈放されたそうです。那覇地検当局によるその理由が振るっていて、これは<一考もの>ではないかと思いました。 まず共同通信によると、 強姦罪は被害者の告訴がなければ起訴できない「親告罪」と刑法に規定されている。記 者会見した那覇地検の山舗弥一郎検事正は「被害を受けた中学生が『もう、そっとしてほし い』と思っている。親告罪以外の罪を適用して起訴することも、被害者の感情を考えれば 適当ではないと判断した」と述べた。 う~ん、これを読んで、「ちょぼちょぼ」はアレッ、と首をかしげましたね。なにがって?地検の姿勢のことさ。だって、 ① 強姦罪は、親告罪である。 ② 親告罪以外の罪を適用して起訴することも、被害者の感情を考えれば適当ではない いっけん、ものわかりのいい、温情的な大人の姿勢のように見えますけど、よくよく読むと、「ちょっと待てよ」ではありませんか。<14歳の少女>に、大人の女性と同様、親告罪ということで性的暴力の状況を<ねほりはほり>・<じじょうちょうしゅう>したわけよ。14歳といえば、大人と子どものハザマに居て、からだは大人の格好、気持ちは子どもじゃないですか。被疑者に、どーされたか、など、詳細に、微に入り細に入り、たずねられれば、心理的に追い詰められるのは大人の女性だって耐えられなくなるというのに、14歳に、<親告罪>で<ちょうしゅう>すれば、それ自体<拷問>ではないかと思うわけ。だから、少女は、『もう、そっとしてほし い』という気持ちになるわけよ。 ましてや、法廷でも、そんな<恥ずかしい証言>するんですよ、と検事に職務上のことで言われれば、衆人注目の中で、自分が証言しなければならない、と思えば、顔から火の出るような恥ずかしさが、14歳の少女に思い浮かぶだろう。変な男についていった後悔やら後ろめたさやらが、入り混じっている中で、<もう、死んでしまいたい>とまで思ってしまうのが14歳という年頃なのですよね。そこで、「ちょぼちょぼ」は、こう思ったわけ。 ①というのは、子どもに親告罪というのがあるのか ②については、児童虐待、少女への性暴力ではないのか そういう疑問ですね。同時に、明らかに低年齢への性的暴力という<人権問題>なのではないのか、ということです。それを<強姦・親告罪>ということで、矮小化しているのではないか。しかも、『もう、そっとしてほしい』という中学生のいたたまれない思いの吐露をまって、あ、そう、告訴を取り下げるんですね、と、ホイホイ、くさいものに蓋をする大人の打算が感じられますね。コレ自体、法手続き上の人権問題だと思いましたね。少女の人権を守ろうという意識と誠意がぜんぜん感じられませんね。国民を守らない軍隊の論理と同じですよね、これって。 法治国家が、放置こっか、報知こっか、くさいものには蓋という法事こっかになりつつあるようだな。う~ん、オチがついたな。この直感は、するどい。(自画自賛\^0^/ ) ♪ ♪~ 明かりを点けましょ、ぼんぼりに~♪ の音楽に、隔世の感があります。さびしい。
by higatatsuo
| 2008-03-03 08:03
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