朝4時半起床。
いい天気ですね。朝は曇って、肌寒い天候でしたが、8時とともに太陽が・・・。このごろの自然界は変ですね。山の神のクマが、人界に出てくるし、川の中でもサカナの産卵異変があるようです。たぶん、人界が、境界を突破して、ビッグバン、見たいに膨張しながら異界に侵食しているのでしょうか。地球が人間を生かし続ける許容量に対し、飽和状態となっているのかもしれませんね。
ところで、いま思い出したんですが、世紀末ミレ二アムとか言って終末思想が前世紀後半を席巻しましたが、「何も起こらないかった」ことで、どうかわりましたでしょうか?きょうは、この辺のところを考えてみたいと、ふと、思っています。
ある意味、前世紀は、この世界の終焉という終末思想に縛られた世紀だったかもしれませんね。オームの問題、白装束の集団など、終末観が事件という形をとって現れていました。旧ソ連の体制崩壊もそれに環をかけたことだったかも知れません。実際のミレ二アムの問題は、コンピューターのソフト制作者の手抜かりから生じた実利的な問題であったわけですが、それと昔からの「予言」とが結びついて<人類の終わり>観を醸成していましたね。
さて、何も起こらなかったことで、どう変わりましたか。? 21世紀の思想では、前世紀末のような人類滅亡の終末観がつづくのでしょうか。この問題を人間の特質に結びつけて考えた場合、どんな形で現れるのでしょうか。たとえば、天動説と地動説の逆転とか、進化論の否定とか、そんな感じかもしれませんね。もしそうならば、人類の滅亡においてキリストの復活があるのではなく、予言はいかなる形となるのだろうか。旧約聖書に立ち戻って考え直すということなのでしょうか。むっふふふふ。