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朝5時00分 起床
気温華氏77度、25℃、う、う、うう、風がなく、蒸し暑い。この夏の、灼熱の論争。 わが職場では、暑い論争、つうか、不思議にかかわる静かな夏の論争が続いています。 きっかけは、金魚。 プラントからでる排水処理水をつかって、わが職場では、「金魚」を飼っています。年一度、その池をカラにして清掃するのですが、今年は、金魚の回収に失敗し、飼っていた<おとな金魚>は、すべて排水ポンプにのみこまれて<成仏>してしまいました。 例年ですと、ひざ下まで水をひいたら、田子で金魚回収をするのですが、ことしは夜のうちに水中ポンプで水をひき、翌日、朝から清掃作業にかかろうということで、作業効率を重視したのはいいのですが、池の中の金魚まで夜のうちに排出してしまいました。 朝になって池を見に来た従業員氏、「おい、お~い、金魚がいないぞ」と叫んでいましたが、そんなの、あとのまつり、みなシュンとして、う、う、うう、て、ぐあい。 だれが、ポンプ設置なんて、いまさら言ってみたところで金魚は帰ってこない、作業手順にミスがあったってこと。そういう風に事件は片付いたのですが、さて、池の清掃をおわり、水張り開始したところ、な、な、な、なんと、稚魚が、金魚の稚魚が、数匹、まっ赤っかで、給水タンクから、出てくるではありませんか。 排水池から、給水タンクに中間水として取水していた水の中に、金魚の子供がいたのですね。しかも、生まれたて、というか、1cmくらいに成長した稚魚です。 で、今年の池の清掃は、全滅したはずの金魚の子孫が戻ってきて、にぎやか。毎朝、従業員氏がその成長を見守っているのですが、異常なほど、成長が早いらしく、わが職場の評判になりました。一週間で2cmくらいに真ん丸くなり、さらに一週間で5cmくらいに肥満症になり、いまでは7cmくらいになってメタボと見られるくらい異常な大きさの金魚に成長しています。このまま育つと、コイくらいに大きくなるのではないかとウワサされています。 そういえば、この池の金魚、みなデカイ。成魚は17cmにもなっています。しかも出目金ですから驚きの池です。普通の金魚なら、30cmくらい、それだけ大きくなります。それで、わが職場のこの夏の暑い論争というのが、 なぜ、この池では、金魚が大きく成長して、コイの大きさに変貌するか、金魚からコイへと出世ウオみたいに成長する、その原因は何か、という論争です。 原因に関する仮説は、いくつか出ていますが、その中の有力な説に ① 水に溶けている酸素量によって金魚は大きく成長する、というもの。 従業員氏が、いろいろインターネットで調べて、ほぼ、この仮説に意見がまとまりそうになったころ、<いや、待て、ちょっと待て>と、意義を申し立てたのが「ちょぼちょぼ人間」です。反論理由は、空気太りというのはメタボになるだろうか。大きく育つ<肥育>のうちに入らないのではないか。そう考えた反論であるわけです。 やっぱ人間同様、なにか食べて肉となり血となり、骨とならなければ、大きくならないし、肥満症にもならないし、メタボにもならないのではないか。この池の金魚に誰かがエサを与えているという話は聞かないし誰も見ていない、金魚は、かってに藻をたべているだけでしょ。と、いうわけ。で、つぎに提示した「ちょぼちょぼ」仮説は ② 鉄仮説です。 水に、十分な酸素があって、窒素、りんが十分あって、光合成が行われて「藻」が発生している池なのだから、ここまでは、①と同じですが、鉄分が、金魚を大きくするのではないか、というさらなる仮説です。「藻」だけ食べていたのでは、そんなにおおきくならない。むしろ「藻」に付着するプランクトンの発生が影響しているのではないか。 その発生を促進しているのが<鉄仮説>ですね。実は、この池、りんを除去するすために高分子凝集剤を入れています。アルミ由来の凝集剤。浮遊の固形物やりんを凝集するのですからそんな化学薬品の池でサカナがよく育つなあというのがシロートの発想ですが、このアルミ由来のミネラルが植物プランクトンを発生させているのではないか。そう考えると、エサが豊富ですから、ぶくぶく太る理由がわかります。 う~ん、ん、なこと、もうすでに地球規模でやっているよ。身近な金魚が大きくなるのだから、人間のエサを大量に生み出す原理にもなるのではないかという話。海に鉄分をばらまけばプランクトンが増えてサカナが増えて豊かな漁場になる。
by higatatsuo
| 2008-07-25 04:44
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