朝5時00分 起床
気温華氏71度、摂氏21℃、ピンとくるのがあったので、きのうのこと備忘録。12時半ごろ、ペシャワール会のNGO、アフガニスタンで、運転手とともに拉致される。
ニュースでは、「地元の村の抗争にまきこまれたもよう。地元有力者と村人と警察が包囲して説得にあたっている」(ペシャワール会事務局談)
午後、3時ごろ、「大使館に拉致者が解放された」という朗報のニュース。大使館「未確認で本人とコンタクト取れていない」と。「現地NGOの人は、解放されて引き渡された」
午後、5時ごろ、「大使館に日本人らしき者の死体あり通報、拉致場所から1時間くらい離れた山岳近くで発見された」というニュース。通報者がなぜ、日本人らしい、とわかって通報しているか確認が取れないとアナウンサー。村の協力者が現地にむかっているとも。
「服装、ひげ、その他の特徴からペシャワール会の拉致者であると、発表」(ペシャワール会事務局)
テレビニュースでは、現地大使館員が確認に現場にむかっている、と。
インターネット・ニュースでは、拉致者2名を確保、「タリバンの下部組織のメンバーである」と証言していると現地警察のコメント紹介。
だいたい、「ちょぼちょぼ」の耳にとどいた昨日のニュースは、こんな感じ。拉致から解放まで、すごく早い、という印象があった直後、「現地政府関係者から大使館への通報で、解放されていない」と、打消し報道あったことが印象的。
それから1時間後くらい、たって、まもなく銃痕のある、さつがいされたNGOの人発見という報道だった。う~ん、情報の混乱なのか、錯綜なのか、喜びから落胆まで、その差は天地くらいの大きな落差があったな。いずれ真実は明らかにされるだろう。そのためのメモです。で、今朝のNHKニュースでは、「現地の治安が悪くなっているということを内外に強く印象づけるためにタリバンが計画的に日本人NGOを拉致し、殺害した」と解説していた。「拘束された犯人のうち1名は、むらの出身者で、いぜんからペシャワール会が活動していることを知っている、むらの出身者」と。
報道からは知りえない疑問が、いくつも湧き立ってきますが、とりあえず「ちょぼちょぼ」の疑問は保留しておこう。いずれ、こまかな状況報道がなされるだろう。知りたいのは、情報の<落差>の中で、現地で起きた、じっさいの動きは、どうだったかが知りたいだけだから。NHKニュースは、つづけて、「これでニポンがアフガニスタンから撤退するという印象を内外に与えることは得策でない」と報じている。外務副大臣の記者会見でのコメントを報じたのだろうか。ま、ここまでのコメントふくめて、現地で何が起こっていたか、やっぱ知りたいですね。情報の混乱だけだったのだろうか。う~ん。