朝 5時00分 起床
気温華氏37度、2℃、今朝は、風がないので、ちょっと、あったか。
いろいろ金融システムの建て直しに公的資金が注入されているが、ここにきてインフレ懸念と、デフレ懸念が、錯綜する議論のもみあい(笑い)が、勃発、口激戦いが続いていますね。
シロートから見ると、なにをいまさら、
って感じですが、クロートは、真剣のようです。
さらに、もっと、いまさら、と思うのは、
ニポンで、銀行だけでなく、民間企業にも公的資金を注入できるようにしようなどと、寝ぼけた議論が出てきていますね。世界経済がハイパーインフレへの懸念を議論している調整局面に入りつつあるときに、どこに目がついているのやら。(笑い)
アメリカ連銀はじめ、クロートが真剣なのは、<通貨>に対する信用をどーやって維持するか、その一点に来ている。インフレでも、デフレでも、きびしい環境に直面する。ニポンの政策は、輸出産業大手が念頭にあると思われるので、たぶん、デフレ懸念で、民間への公的資金投入という発想をしているのではないだろうか。そこがおかしいね。
輸出産業は、外国で売り上げを上げているのだから国内にその利益を還元することはないとして労働分配率を下げて内部留保に勤めたわけで、その外国がだめになって国内で商品が売れないのは、あたりまえ。それをデフレ基調として想定することは、的外れ、ではないか。
むしろ金融システムを維持するために投入された大量の紙幣のほかに、買い控えで一般市民に溜め込まれた紙幣とをあわせると、市場には、想像を絶する量の紙幣が出回っているのは事実だから、「通貨不安」で、いっきにそれがあふれ出さないとも限らない。
ハイパーインフレ、っちゅうんですかね。1億ドル札が出回らないとも限らない。
いまは、そういう議論がなされている。そんなときに公的資金の民間投入というのは、いくら輸出産業の救済とはいえ、変な政策というほかない、とシロートは思う。(笑い)
しかも、もっとなにが変かというと、融資は、投資銀行だっけ、100億円以上の融資しかしない政府系銀行が行うそうですから、民間といっても、中小企業は対象外の、論外ってことだよね。(笑い) 自民党は、どこの企業を念頭において救済するつもりなのかねぇ。
百年に一度の経済危機に便乗した赤字企業の救済だね、きっと。