朝5時00分 起床
気温華氏64度、摂氏19℃
う、涼しい。風があると涼し、風が無いと蒸し蒸し、座っているだけで、汗をかく。読書メモ、アミタヴ・ゴーシュの『ガラスの宮殿』。機会あるとき読みたいなあ作品。
インターネット書店の立ち読みコーナーで、書き出し冒頭が良かったので。
きょう(土)と、あす(日)、と工事予定があり、出勤。うっへ~。ちょーいそがし、たぼう、ヒマみて見聞をひろげないと埋没しちまうぜ。世の中、どこ見ても、閉塞感ばかりだけどね。(笑い)
ところで、ガソリンがじわりじわり高騰して、輸出産業も、受注が増えて、景気回復のきざし、なんてマスコミが報道していますけど、もしかして、これってミニ・バブルの前兆なのかなあ。中国が52兆円を投入して、これがためにニポンの輸出産業も良くなってきているという。アメリカからは、政府が資金投入した大手銀行、証券などから、借入金の返済という話も。つまり、債権処理がすすんで余剰金が出たので早く政府の管理下から抜け出たいということと、原油の値段が上がり始めているように、余剰金を投機にまわしたいということか。
本来なら、余剰金は国債へ投資して、オバマ政権の「政策」をサポートするというのがスジじゃないですかね。ところがその政府もいっぽうで、新規米国債での吸収がなぜか働かない。
なぜか。
目を転じて、外貨準備で見ると、中国も、ロシアも、IMF債へ向かっている。中東湾岸金融センターは、ここ1年で、中国、日本についで3番目のドル保有をしている。頭打ち、4番目は、石油産出国。アメリカの大手銀行や証券投資会社は、自国の国債に投資の目が向かわなければならんところだろうに、逆に、原油や金へ、投機しだしている。そういう状況にあるのが、いま受けている印象の「景気回復基調」・「底を打った」感なのだろう。
ま、薄氷を踏むような「景気回復基調」ということのようだ。アメリカは、ニポンの郵貯340兆円、郵政株式の大放出に、大いに期待しているのだろう。大臣一人くらい首が飛んでも、それが当面の、目の前のにんじんなのだね。馬も、人も、景気も、目の前にニンジンぶら下げないと走らない、というのは、やっぱ可笑しいだろよ。(笑い)アメリカは倒れても、つーか、国は倒れても、はげたかは大空を舞う、つーこと。いやちがた、国破れて山河あり、そこにハゲタカ舞う、だ。