朝5時00分 起床
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今朝は、またまた新しいコトバにぶつかった。(笑い) つま先を引っ掛けたのは、「コーポラティズム(政府と企業の協調主義)」・・・これ。
別の言い方すると、産軍複合体、いやいや、そうじゃない。産学協同、いやいや、そうじゃないな。なんだろう。政府と企業の協調主義だから、政権交代前なら、自民と経団連の関係か。
う~ん、これだと大雑把だな。(笑い)
「コーポラティズム的な団体構成の特徴は、中間集団による孤立した個人の道徳的統合、国家による支配の制限(治安維持、対外防衛、外交問題に限定)、階級内の水平的な関係の排除と団体内の階統的な縦関係の構成、団体ごとに成立する社会的正義の基準、および、移民労働者の排除による文化的同質性の維持にある。」
それって、むつかしい説明だな。
要は、これって江戸時代の職能職階主義(親方弟子)みたいなもんを、現代流に進化させた、エリート技術者集団主義ってことじゃないですかね。あるいは、キャリア制度というか、科挙みたいな・・・。
で、このコーポラティズムと金融資本が結びついたのが、アメリカ型の資本主義つーわけ。
いや、なに、せんじつの事業仕分けでスーパーコンピューター世界一にならないといけないんですか、なぜ、二位じゃ、いけないですか、というやり取りの思想的な背景というか、このやり取りの思想的源泉は何かと考えていたら、コーポラティズムという石にぶつかったわけ。(笑い)
政府と、利益集団と、科学、そこに金融が絡む。歴史的には、イギリスのギルド社会主義みたいな。いずれアメリカは、自民党がそうであったように、年次改革要望書みたいなそういう要求をつきつけてくる。民主党政権は、アメリカ型金融資本主義と、このコーポラティズムの関係に明確な立ち位置をせまられてくる。
そのとき哲学的姿勢をしっかりする必要が出てくるだろうと、直感したね。(笑い)